小ネタ 199X-006

PlayStationネタ




PlayStation(プレイステイション)について


このゲームマシンについては説明は不要でしょう。Sony社の32ビットゲーム機。日本国内では現在の時点で事実上の標準機。

1999年末にプレイステイション2が出るらしい。




プレイステイション用 国産ゲーム


手持ちのソフトの中で特にお気に入りを何本か挙げると大体は次のようなものになる。

「トゥルーラブストーリー2」 (アスキー)
「エリーのアトリエ」 (ガスト)
「サイレントヒル」 (コナミ)
「レイストーム」 (タイトー)
「トワイライトシンドローム探索編,究明編」 (ヒューマン)




PSX用 洋モノ・ゲーム


まあ私も普段から普通に国内で販売されているゲームを遊んでいるのですが、ちょっと興味があって海外版のゲームに手を出してみました。

「Arcade Greatest Hits The Atari Collection #1」(Midway)

アタリ社のクラッシック・アーケードゲーム集
アステロイド , バトルゾーン , センチピード , ミサイルコマンド , スーパーブレークアウト , テンペストの6つのゲームが収録されている。
アタリ社はジャガーという家庭用ゲーム機を出した後で潰れている(?)。このソフトを出したのはMidwayね。
ゲームの歴史だとかゲームデザイナーやプログラマーへのインタビューだとかのムービーも収録されている。(でも、同様にナムコミュージアムで某遠藤氏のインタビューが収録されてたらイヤかも。)

Atari Collection #1


「Arcade Greatest Hits The Atari Collection #2」(Midway)

アタリ社のクラッシック・アーケードゲーム集の2作目。
ペーパーボーイ , ガントレット , ロードブラスターズ , クリスタルキャッスル , マーブルマッドネス , ミリピード の6つのゲームが収録されている。
ガントレットとマーブルマッドネスが目当てで購入。


Atari Collection #2



「G.Police」 (Psygnosis)
3Dシューティング/操縦シミュレーション。
デモムービーが長くて(しかも流暢な英語)いきなりメゲそうになる。作戦前のブリーフィングも当然英語で、よく分からないけどいきなりゲームを始める。まだ最初の作戦しかクリアしていないが、結構イイ感じ。ロード時間がちょっと長めなのが難点か。
その後、日本国内でも発売されている。
(c.f. G.Policeについての4CDのページ
G-Police





洋物ゲームを動かすには


そのままでは日本国内モデルのPlayStationでは動きません。エリアプロテクトがかかっているからです。
海外版PlayStationを入手すると万事解決。でも、私は海外版を持っていません。
国内版PlayStationで強引に動かすために、某所で紹介されているように、以下のような手順を行っております。

 1. Microchip社のワンチップマイコンPIC16C84にMod-chipプログラムを施して、PlayStationの回路に接続して改造する。
 2. CD-ROMの2"02セクタのCD情報を国内版CD-ROMのセクタにスゲ替えてCD-Rで焼き直す。このスゲ替えが、ディスクイメージのファイルが大きすぎてうまく編集できない。結局、自分でスゲ替えを自動で行うためのソフトを自作する。うまく行った様子で、見事に動作させることができました。( このソフトは公開していたのですが、1999年10月からの不正競争防止法改正でプロテクト解除ツールの類は公開しているとヤバそうなので、削除しました。)




PlayStationアーケード化計画


1. ジョイスティックの製作

PlayStationのPadは一種のシリアル通信で本体とつながっている。通信チップがないとPad等の自作はできない。
世の中には、このプロトコルを解析してMicrochip社のワンチップマイコンで自作するというツワモノも存在する。
私の場合には、ボタン接点のイカレてしまったジャンクのPadをそのまま使って、ジャンク品のPC-Engine用6ボタンジョイスティックに回路を内蔵して製作した。
前者についても、そのうちやってみたい。

Handmade Joystick for PSX


2. 業務用モニタの接続


ゲームセンターのゲームに使われている中古26"RBGモニタにPlayStationのRGB出力を接続。
PlayStationの21pinRGB出力には同期信号として垂直同期信号が出ていないが、普通のアーケードゲームから業務用モニタへの接続も垂直同期信号なしなので問題無い。これで大画面の鮮明な映像を堪能。モニタはテーブル筐体内に設置してあるので、さながらゲーセン気分である。(このためにジョイスティックを製作したのである。)
しかし問題はRGB信号自体のレベルが低いのでモニタ画面の映りが暗くなってしまう。これはビデオアンプを間に入れれば解決するが、まだ製作していない。部品は入手したのだけど暇が無くて...



その他の改造


 秋月電子通商からメモリーカートリッジを読み書きするためのキットが出ております。メモリーカードのデータをパソコンで管理できるようになります。キットを入手したが、まだ組み立てていません。近日中にやろうと思います。

PSX Mem Reader/Writer

 PS-PDA(仮称)というのが今度でるのですが、これに対してプログラムを書き込んだりするのに上記キットが使えるのではないかな? そうすると自分でPS-PDAのソフトが作れることになるから、面白いかも。
 (後日加筆: PocketStationという名前で出たようです)



 PARだとかそういうゲーム改造ツールというのが世の中にあるようです。どういうものかは知らないのですが、マイコン開発に使うICE ( アイス , イン・サーキット・エミュレータの略 ) の簡易版のようなものではないかと推測されます。これを使うとPSXソフト開発もひょっとすると可能なのかも!?
(CyberpunkのSF筋ではICEって言葉は防御ソフト/ハードの意味だったりするのですが、現実のICEはハッキング的な道具でありますのでなんか攻撃的な意味合いだったりして面白いことに全然逆の意味になってしまいます。しかし、前者が一般人には浸透しつつあるように思える...)