[[[[[    EXTSLOT    for PC−E500 ]]]]] −−− 1.はじめに −−−   このプログラムはE500用の拡張メモリブロック・ドライバです。   メモリブロックIOCSのうち、「メモリブロックの作成2(48h)」という   IOCSを拡張し、機能を改善しています。   ポケコンジャーナル誌’90年6月号掲載の近成人氏の『ポケット・リンク』   の記事のデバイスドライバの基準にあわせています。 −−− 2.使用法 −−−   機械語領域を7KB以上確保して、LOADM”EXTSLOT”と入力し、   CALL&BE000 で、デバイスの組み込みを行います。   十分なメモリがあれば、”S1:”に”EXTSLOT.SYS”という   メモリブロックが作られ、IOCSのデバイスリンクに組み込まれます。   あとは、機械語領域は必要なくなったので解放して構いません。 −−− 3.本デバイスドライバを使う利点 −−−   PC−E500とPC−1480Uとでは、メモリブロックドライバの仕様が   異なっており、PC−E500には「メモリブロックの作成2(48h)」が   ありますが、PC−1480Uにはこれがありません。   RAMFILEの初期化のためにPC−E500ではこれを使っており、PC   −1480Uでは使っていません。   そのため、PC−E500ではスロットの先頭部分に新規ブロックが作られ、   PC−1480Uではスロットの後尾に新規ブロックが作られます。      そのためPC−E500では、スロット先頭部分にポケットリンクなどのデバ   イスドライバが既に組み込まれていると、アドレスが狂うので暴走してしまい   ます。      本デバイスドライバでは、そのようなことが起こらないようにしてありますの   で、安心してRAMFILEの初期化ができます。 −−− 4.デバイスの仕様 −−−   デバイスの名前  "S1:" , "S2:" , "S3:"   デバイスの番号  6   サポートしているコマンド     No.48h メモリブロックの作成2 (スロットの先頭でなく、常駐プログラムの後ろにブロックを作ります。)     ※それ以外のコマンドはROM中のオリジナルの方を呼び出しています。 −−− 5.バージョンアップの履歴 −−−     バージョン  日付     version 1.0 91/10/23 初版     version 1.01 92/06/15 ドライバの機能自体に変更なし インストール・ルーチンのみ改良     version 1.02 92/09/09 マニュアル計算時に、直前の答えを+などの 演算子で呼び出したときに、その演算子自身 が入力されなくなるバグを修正 (Ryuさんに何処を直すか教えていただき ました。どうもありがとうございます。) −−− 6.著作権について −−−     このプログラムはフリーウェアですが、著作権は加古英児が保持します。     配布転載は、改変せずに、営利を目的とせずに、作者の持つ著作上の権利を     侵害しないようにしてもらえれば、あとは自由に配布転載して結構です。