SC62015 クロスアセンブラ XASM Ver. 1.30 (for Windows95) 1. 概要 「XASM」は、工学社のポケコンライブラリ2に掲載されている近成人氏が制作され たシャープの8ビットCPU「SC62015」用クロスアセンブラです。今回、私、加古英児 がWindows95に移植しましたのでこれを発表します。 ちなみに、SC62015というCPUは、シャープのポケットコンピュータPC-E500シリー ズに搭載されているものです。本アセンブラはPC-E500の機械語プログラム開発に用 いるため作成されました。SC62015というのはチップの名前で、本来は「ESR-L」と 呼ばれるものらしいです。また、シャープのハイパー電子手帳DB-ZシリーズやPV-F1 やZAURUS(PI-3000〜PI-7000)にも「ESR-L」+αのCPU「ESR-P」が搭載されておりま す。本アセンブラを電子手帳のソフト開発やZAURUSのアドイン用の機械語プログラム 作成にも使用することが可能です。 2. 動作環境 Windows95で動作します。 動作確認は、自作AT互換機(CPU=PentiumOverdrive,Memory=12MB)で確認しました。 未確認ですが、WindowsNT3.51でも動くと思われます。 3. 特徴 Microsoft Visual C++ Standard Edition 4.0 (英語版)を用いて作成しました。 Win32コンソール上で高速に動作します。 ロングファイルネームに対応しています。 4. 使い方 「DOS窓」を開いて、ここのコンソールでXASMを起動します。コマンドラインで、 起動時のオプションとソースファイルを指定します。 (例) C:\> XASM32 sample.asm 詳しいソースの記述方法についてはXASM.DOCの方に記載されています。 5. 関連情報 インターネット上でザウルスのプログラミング等の情報を掲載するホームページ を開いております。URLは、http://www.na.rim.or.jp/~kako です。