[[[ "XMEX" - Xmon.Y Extender for NEC PI-ET1 ]]] 1. はじめに 電子手帳ETには、機械語モニタが内蔵されています。 M + O + N + 電源ON にて起動します。 また、RST 08H や、ET-BASICのDEBUG命令にて呼び出すことができます。 このモニタはXmon.Yというファイルでコマンドを新たに拡張することが できます。 ET-BASICのディスクの中に隠れている"Xmon.Y"はPコマンドを拡張して、 BASICの変数の内容を見ることができます。 拙作「逆アセンブル用Xmon.Y」は、Uコマンドを拡張して、逆アセンブル リストを見ることができます。 しかし、これらの拡張は同時に使用することができません! そこで、複数のXmon.Yを使用するためのプログラムを作ってみました。 2. 使用法 あらかじめ、使用したいXmon.Yを電子手帳に転送し、ファイル名を Xmo0.Y 〜 Xmo9.Y の順に変更しておきます。 例) Pコマンド用Xmon.Y → "Xmo0.Y" Uコマンド用Xmon.Y → "Xmo1.Y" 使用したいもの全部を電子手帳に転送したら、"XMEX_Y.ET"を電子手帳に 転送します。 電子手帳上では"Xmon.Y"というファイル名になります。 これで、Xmo0.Y 〜 Xmo9.Y の10個までの拡張機能が使用できるように なります。 モニタの機能拡張は、{F,J,N,P,Q,T,U,W,X,Y}のちょうど10個です。 あとは、コマンドを重複しないようにさえ気を付ければいいでしょう。 3. バージョンアップの履歴 version 1.0 92/07/13 初版 4. 配布や転載について このプログラムはフリーソフトウェアです。著作権は加古英児が保持します。 いちおう、作者は、このソフトウェアにバグを出さないように努めましたが、 このソフトウェアを利用することで損害が発生しても、作者は免責とします。 配布や転載は、改変せずに、営利を目的とせずに、その他の作者の持つ著作上 の権利を侵害しないようにして、あとは自由に配布や転載して下さい。