IBM Palmtop PC-110 の Personaware用 アプリケーションの作成 ■ はじめに  まず96年5月20日の現時点では、まだ自作アプリケーションが完成していません。  とりあえずは、IBMから公開されているサンプルプログラムをメイクするための  環境設定をして、実際にメイクできることを確認しました。  このあたりのことまでを書きます。  今後、自作アプリケーションの作成を例にして、ちゃんとしたページを作成したい  と思います。 ■ IBMから公開されている情報  次のURLでPersonaware用アプリケーションのソースリストが入手できます。  http://www.ibm.co.jp/pc/software/pwsrc.html ■ 環境  自作AT互換機でOSを色々と切り替えて使っています。  今回は、   IBM DOS 7   Microsoft Visual C++ 1.52   Microsoft MASM 6.11  を使っています。  環境の設定はアーカイブの中のHOWTO.TXTを参考にして設定しました。 ■ Makefileを書き換える  MASM 6.11を使うと、そのままのMakefileではメイクできません。  そこで、以下のように3箇所を書き換えます。  (1)アセンブラの指定   asm = masm    というのを   asm = ml    に書き換える  (2)アセンブラのオプション指定   aflags = /nologo /Zm /c    というのを追加する (これはMASM 5.0互換にするためです)  (3)アセンブラのコマンド指定   {$*common)}.asm.obj:     $(asm) $(ainc) $(aflags) $(common)\$(*F).asm;    というのを   {$*common)}.asm.obj:     $(asm) $(ainc) $(aflags) $(common)\$(*F).asm    に書き換える (最後のセミコロンを消すだけです) ■ メイク  nmakeと打ち込みます。 ■ 動作確認  PW.BATを使ってDOSPMを常駐させたあと、メイクしたアプリケーションを実行します。 つづく??