小ネタ 2003-008
ゲームボーイアドバンス用ロードランナーが発売された。元は20年以上も昔のゲームで、お気に入りのゲームの1つである。
感想とか攻略など書いてみることにする。
昔のロードランナーの本と GBA版「Lode Runner」
まず、感想。
・難易度について
難しすぎで、たぶん一般人はついてこれない。最初っからもうロードランナーマニアだけを相手にしているようだ。Small worldとMiddle worldを遊ぶことができるが、普通の人はたいていSmall worldから始めるだろう。しかし、Small worldはかなり難しいので注意。Middle worldの難易度はまあ普通である。普通人はMiddle worldからプレイすること。
・ロードランナーとしてのデキ
近年の他の復刻版「Legend Returns」や「LodeRunner2」などは元のロードランナーとしてのパズルの面白さの部分を改悪している。アーケードゲーム版のなかで最新の「DigFight」はオリジナルに忠実だった。(おもわず基板買してしまった) 2003年7月頃にはゲームキューブ用に3Dのロードランナーが出るようだが、3Dなんでダメっぽい予感がする。
さてGBA版は、新しく増えた要素がそれなりに多い。まず一番大きな違いは、動かせるブロックが出てくることである。倉庫番みたいに押して動かすことで、足場を作ったり、敵を閉じこめるのに使ったり、落として使ったり、1つの要素なのに用途が広く、パズルをより複雑にしている。Small Worldでは画面サイズが小さいため、オリジナルのままだと難しい面が作れないので導入されたのだろう。元祖ロードランナーのチャンピオンシップをやり込んだツワモノでもきっと新たに楽しめるし、なおかつそれが乱用されておらず、従来のロードランナーのパズルの難しさを引き立てるスパイスのような役割をしているようだ。ロードランナーとしての基本的なデキも良いし、超えている部分もあると思う。
(後日加筆: ロードランナーDigFightに可動ブロックは出ている。DigFightを持っているが、それが出てくる面まで辿り着けてないので気が付かなかった。)
・オリジナルとの差異
動かせるブロックがある。このブロックは横方向に押すことしかできない。足場として上に乗ることができる。下にブロックがないと下に落ちていく。梯子があっても同様に落ちていく。敵の上に落とすと敵を潰して殺すことができる。敵の番兵が反対側に居ても敵ごと横に動かせるが、敵が動けない場合には押せない。埋めてしまうと消滅する。金塊と重なると金塊が隠れる。隠れても取ったことにはならないが、画面から消えるので、最後の1つでなければ取ったのと同じ扱いでクリアできる。
金塊を全部取った後の脱出場所が異なる。GBA版では、金塊を全部取ったあと、脱出する扉が出現する。
敵を埋め殺した時の復活場所が異なる。GBA版では、死んだ場所と同じX座標の一番上の空間に復活する。そこが塞がっている場合には最初の出現地点になる。
GBA版は隠れキャラが出現する。隠れているブロックを掘り当てると、そこから敵が出てくる。不意打ちっぽいので困るが、この余分な敵を使わないと解けない面もある。そういう面は隠れ場所が決まっていたりする。
敵が2匹同時に1つの穴に落ちることがある。
攻略について。
メモを残した。25面まで出てきたような気がするが、リプレイでは24面までだった。詳細は不明。
Middle world 攻略メモ
01面:特になし、おなじみのステージ
02面:特になし
03面:特になし、落とし穴注意
04面:特になし
05面:誘導、敵の復活場所、閉じこめ
06面:特になし
07面:特になし
08面:誘導
09面:特になし
10面:特になし
11面:特になし
12面:特になし
13面:誘導
14面:誘導
15面:閉じこめ
16面:特になし
17面:特になし
18面:閉じこめ
19面:特になし
20面:特になし
21面:2匹閉じこめ
22面:頭ハネ
23面:頭ハネ
24面:復活場所
25面:特になし
Small world 攻略メモ
01面:特になし
02面:特になし
03面:落とし穴注意
04面:特になし
05面:動かせるブロックの練習
06面:閉じこめ方の練習
07面:動かせるブロックの練習
08面:掘りまくる
09面:特になし
10面:動かせるブロックを左に。最後の1個を動かせるブロックに隠すのはダメなので注意
11面:敵の復活場所の練習
12面:右下時間差堀の練習
13面:動かせるブロックの使い方
14面:動かせるブロックの使い方
15面:時間差
16面:閉じこめ、時間差
17面:閉じこめ
18面:閉じこめ、頭渡り
19面:隠れキャラ、誘導くぐり抜け、右に2匹、動かせるブロックを左3列目、落下中のブロックから掘る
20面:誘導、時間差堀
21面:誘導、面倒、右半分と左半分との移動に注意
22面:誘導
23面:動かせるブロック、1つめは左3列目、落下中のブロックから掘る、そのあと右3列目に2つ
24面:閉じこめ、時間差堀
25面:特になし
以上2つのworldをクリアすると、Hidden worldが出現する。かなりの難度。激ムズ注意!
ここまでのセーブデータ(VirtualBoyAdvance用)。
Hidden World 攻略メモ
01面:特になし
02面:頭ハネ堀り
03面:頭ハネ、時間差、復活
04面:頭ハネ、時間差、復活
05面:復活、閉じこめ、くぐり抜け
06面:誘導、頭ハネ
07面:時間差堀
08面:??
このへんで止まっている
(後日加筆)
MicrosoftのXbox360(XBox Live Arcade)版のロードランナーが面白い。
多数の新要素が追加されているのにもかかわらず、破綻してなくてちゃんとロードランナーの基本が守られていてロードランナーになっている。
(破綻させるのは簡単で、穴を掘る光線銃を番兵に向けて撃てるようにすればそれだけで別のゲームになってしまう。)
古典ロードーランナーの基本はApple版と考えられるが、Microsoft版ロードランナーで凄く進化しているというのが皮肉なのかもしれない。