小ネタ 2003-020
ゲームボーイアドバンス用フラッシュメモリカートリッジの製作
1. 特徴
・FlashROMの容量は、16Mbit
・アドレス処理は、74シリーズのICで構成
・S-RAMが無く、FlashAdvanceLinker等の市販品とは互換性なし
製作したカートリッジの写真
2. 回路
3. 部品
4. 基板
基板の回路パターンは、PCBEというフリーの基板CADソフトで作図しました。
片面では納まらず、両面基板になりました。
回路パターン
起こした基板
U2とU3が配置が近すぎ。部品実装は手付けだけど、それでも干渉ぎみ。
シルク印刷部分を後付けで寝ぼけて書いていたので1ピンのマーク位置が間違っている。かなり恥ずかしい。
基板の板厚が1.6mmであるが、GBに挿すため厚さの調節用に1.0mmの透明のアクリル板を裏側に貼っている。
5. 動作
独自の回路構成のフラッシュメモリなので、市販のFAL等のソフトが使えないので、試すことができていない。
- その他 -
Xilinx社のCPLD XCR3128 "CoolRunner" と AMD社の4Mbit-FlashMemory Am29LV400がなぜか揃って手元にあったりする。
当初は、これで上記の回路と同等の回路をCPLDで作り込もうと計画していた。CPLDの入門用に丁度良い題材に思える。
配線が面倒で結局はできていない。