小ネタ 2004-008
NEC VersaPro VA20Cのクロックアップ改造
CPUは、Pentium MMX 200MHzである。クロック倍率設定がスイッチでなく、ジャンパ用のチップ抵抗の取り付け位置での設定になっている。これを半田付けし直すことでクロック倍率を変更できる。
いまどきこんな低スペックのノートPCなど使わないのだけれど、なんとなく改造してみたかったという動機だけでやってみた。
1.分解
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ネジを外すと簡単に分解できた。
写真の真ん中の上の方の正方形の銀色の四角の部分がCPUである。この周辺のチップ抵抗で設定できるはず。
2.半田付け
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写真のCPUの左上部分の7つのチップ抵抗部品が並んでいる部分が、どうもクロック倍率設定のようだ。
写真では、左上から順に、(有,有,無,有, 無,無,有)という組み合わせで部品が付いおり、これは初期設定の200MHzである。
これを変更し、
左上から順に、(有,有,無,無, 有,無,有)という組み合わせに付け直すと、233MHzで動作した。しかしながら体感できるほど速くなっていないようだ。
ちなみに、
左上から順に、(有,無,有,無, 有,無,有)という組み合わせに付け直すと、166MHzにクロックダウンした。