小ネタ 2005-012

UFO型のラジコンヘリ玩具「X-UFO」で遊んでみた


まず、箱が結構デカい。海外から入手したのだが、送料が高くついた。重量が軽いので救われたが。


本体は発泡スチロールのような素材で出来ている。昨今の超低価格ラジコン飛行機のような感じ。
ローター4つの回転を制御する回路とジャイロとラジコンの受信機とバッテリーが中心部にある。
バッテリーは充電式のニッケル水素式で12Vの350mAHの容量のものが付属している。


4チャネルのXUFOデジタルプロポ。将来の拡張用に機能が余っている。


付属の充電器。ACアダプタが使えなかったので、写真とは別の手持ちの似たようなアダプタを使って代用した。

- 操作手順 -
 スイッチを入れて起動すると、まず中心部分でジャイロのモーターが回り出すような音がする。数秒で操縦可能な状態になり、それはLEDの点滅で分かるようになっている。
 ここでプロポのチャネル1を徐々に上げていくと、4つのローターが回り出して、本体が宙に浮く。
 最初の未調整の状態だと本体が傾いて移動したり、回転したりしてしまう。プロポのトリマ調整で調整して空中で静止できるようにしようとするが、これが難しい。
 基本的な飛行は、対角線上の2対のローターをそれぞれ、前後、左右というペアに見立てて、その出力比をプロポでコントロールして機体を前後左右に動かす感じ。
 バッテリーが3分から5分くらいで切れて飛べなくなってしまう。みるみるうちに出力が落ちるので、調整とか練習が難しい。重量当たりの容量が大きいリチウムポリマー電池を使うとか、有線で給電するとかしたい。

[ とりあえず未調整で飛ばしてみた動画 (2.18MB) ]


(後日加筆 2005.8.25)
 自作の10V 2A〜3Aくらいの電源から有線で給電してみたが、電力が足らないようで飛べなかった。もっと容量の大きいのを使ってみる予定。


(後日加筆 2005.9.9)
 キーエンスのジャイロソーサーU E-570が、X-UFOと似ているというか制御機構とかほとんど同じ物っぽい。ちなみにジャイロソーサーV E-770という後継機種も出している。X-UFOはGS2の制御機構のままGS3のように大型化したものという感じか。
ずいぶん昔キーエンスが4ローターの小型の室内ラジコンヘリを作っていたのは知っていたが、どうもそれがジャイロソーサーの初代くらいなのだろう。



(後日加筆)
 分解して、中に使われているジャイロセンサーを調べてみた。機械式の円盤を回転させるタイプのジャイロセンサーが使われていた。
 xufogyro.jpg