小ネタ 2006-011

DSカメラを作ってみる

先日作成したDS用のユニバーサル基板を使って、カメラ(DS-Camera)を作ってみた。

1. 回路図
 
 使用したのは、「Treva」というfeel H''(PHS)用の外付けCMOSカメラである。
 配線4本だけなので簡単である。

 回路図やプロトコルなどは、
 「CMOSカメラユニットTrevaの解析」というページを参考にした。



2. ハードウェアの製作
 
 実際に組み立ててみた。
 コネクタの入手が難しいかもしれない。Treva対応の古いPHSのモックアップに付いていた部品を使った。

 DS温度計(DS Thermometer)よりも作るのは簡単。



3. ソフトウェアの製作
 

[ NintendoDS カメラ用ソフト (download) ]
[ ソースコード (download) ]


 
[ 実際に動作させてみたところの動画 (MPEG1形式 1.8MB) ]

撮影したデータの転送とRGBへの変換処理が遅いので、だいぶDSの画面表示にタイムラグがある。



DSカメラやDS温度計などを動かすために、FlashMeと呼ばれる改造ファームウェアをDSに入れる必要がある。
DSのファームウェアを書き換えるのはリスクが伴うが、DS-Liteの場合にはFlashMeとは別に、簡単に元に戻すことが可能な方法(DS-FW-PCB)がある。