小ネタ 2006-015
NintendoDSのカートリッジのセーブデータの解析 その4

(NintendoDSのゲームカートリッジに保存されているセーブデータの読み出しと書き込み方法について解析した結果の記録。)



- ポケモンの新しいチップについて -

2006年9月28日、ポケットモンスター ダイヤモンド/パールが発売された。
カートリッジ基板について、とりあえず、カートリッジを落としたりしたら壊れて中身が飛び出してきたと説明しておく。


写真の基板上左側のSandisk製のチップがメインプログラムが収納されている3D-memoryと思われる。
前はMatrix製だったが、Matrix社はSandisk社に買収されている。

写真の基板上右側のSANYO製のLE25FW403というチップがセーブデータを記録するためのシリアルFLASHメモリである。
容量は4Mbit (512K byte)。他に4Mbitの容量のものは「えいご漬け」があるが、そちらはSTM製のM45PE40を使っていた。

新しいセーブ用IC(25FW403)が出たので、また読み出し用のソフトを修正しなければならなくなった。



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そのうちソフトの修正しようとは思っているのだが、このネタに対してはもうあまり新鮮味というか興味が少ないので、優先順位がかなり下がっている。
独自にパッチを当てて動かしている人もいるようだし、市販のセーブデータ保存装置も売っているので、困っている人も少なそうだ。