小ネタ 2007-012
USBメモリにサウンドロップを内蔵する改造
サウンドロップ(Soundrop)という玩具がある。ガチャガチャの景品で入手した。各所で改造なども行われているようだ。
今回、サウンドロップを分解して中身をUSBメモリに内蔵するという改造をしてみた。
このUSBメモリをPCなどに挿した時に、内蔵されたサウンドロップから音声が再生され、いきなりしゃべり出す。
改造して作ったUSBメモリと、元になったサウンドロップ
実際に動作させてみたところ (MPEG1形式の動画 download 0.3MB) 音が出るので注意
回路を以下のように改造した。
・小型USBメモリの中身の基板を取り出す。
・USBメモリ基板からサウンドロップ用の電源を取り出す。
・サウンドロップの中身の基板を改造し、電源が入ったときに自動的に音声が再生されるように部品を追加する。
・少し大きめのUSBメモリ用の筐体を用意し、その中にサウンドロップの基板とUSBメモリの基板を入れる。
・必要に応じてサウンドロップの基板を少しカットして小さくしておく。
サウンドロップのスイッチは、押し下げると接点SW1と+Vが導通するようになっているので、スイッチの代わりに+Vに導通するように回路を追加すればよい。ただし、単純に+Vと導通させたのではうまくいかなかったので、CとRを使って時間をかけて電圧が変化するようにすればよい。リセット回路でよくある回路である。
USBメモリ以外、他にも電源が取れる機器ならばサウンドロップを組み込むことは可能なので、他にも応用できそう。
ちなみにサウンドドロップでなくて、サウンドロップである。自分も間違えてた。