小ネタ 2008-001
iPhoneの勝手アプリを作ってみる - その1 - おみくじ
<iPhone 1.1について(iPhoneファームウェア1.1.xについて)書いています。iPhone 3G等 ファームウェア2.0からは使えないかもしれないです。>
iPhoneで非公式の勝手アプリを自作してみた。正月っぽく「おみくじ」を作ってみた。(2008-1-3)
動作させてみたところ(動画)
iPhoneに内蔵されている加速度センサを使ってクジびき操作をしている。
・アプリのダウンロード
iPhoneにインストールするためのPXL形式のパッケージにアプリ一式が入っている。
[ おみくじアプリ PXL形式のパッケージ omikuji.pxl (download) ] (後日加筆 2008-1-15 バイナリでの配布を休止中。何処かから苦情があったわけでは無いが、予防のため。)
http://www.ipod-repository.net/というリポジトリのサイトに登録。Installer.appでインストールできる。(2008-2-21)
・使い方
アプリを起動したら、
(1)iPhoneをまっすぐに持つ
(2)次に、iPhoneを左右に何回か振る
(3)iPhoneを逆さにする
という順番に操作する。この操作でおみくじを引くことができ、結果が表示される。
もう一回おみくじを引きたい場合には、一旦アプリを終了して、起動しなおさなければならない。
・ソースコード
Objective-Cのソースを初めて書いたのと、我流の書き方で書いているので、参考になるかどうかあやしいが一応公開しておく。
iPhone toolchainを /opt/local/arm-apple-darwin/以下にインストールしている場合のMakefileになっている。
違う場所にtoolchainがある場合にはMakefileを直す必要がある。
build.commandというファイルも入れておく。Finder上でこのファイルをクリックすればmakeをかけることができる。
[ ソースコード (download) ]
(後日加筆 2008-1-13)
上のソースコードの補足。iPhoneToolchainv05.dmgなどを使ってiPhone toolchainを/usr/local/arm-apple-darwin/以下にインストールしている場合に使用するMakefileも公開しておく。Makefile2.txtというファイル名になっているので、Makefile.txtというファイル名に変更して、元から入っていたMakefile.txtと差し替えて使うことができる。
[ Makefile2.zip (download) ]
(後日加筆 2008-6-20)
iPhone用のアプリのネタで「そろばん」というのを作ろうとしていた。iPhoneが登場した初期から考えていたネタの1つで、ちびちびと進めていた。
最近Googleしていて見つけたのだが、どうも既にそろばんを作ってしまった人がいるようだ。
4月1日付けで書いているので嘘なのかもしれないが、そう見えて本当にSDKで作った(作っている?)のかもしれない。
(後日加筆 2008-7-10)
自分で作っていたそろばんアプリがとりあえず動くようになったので公開している。加速度センサーとマルチタッチの機能を使っている。
マルチタッチ機能が非公式の開発環境でうまく使えずに、作るのにえらく時間が掛かってしまった。あと残りのそろばん部分は1週間くらいで作れた。
次は何を作ろうかアイデアを考え中。
例えば、楽器系のアプリとか。マイクに息を吹き付けてオカリナを吹いて演奏、オカリナの穴位置を複数押さえたのをマルチタッチで入力というのができるのかなあ。
- See Also -
iPhoneでアプリを作ってみる - 開発環境
iPhoneの勝手アプリをインストールする方法