小ネタ 2009-013
EeePCにWindows Embeddedをインストールしてみる
去年、EeePC 4G-XにWindows XP Embeddedをインストールした。
その後、Windows XP Embeddedの後継OSの「Windows Embedded」がリリースされたので、Standardの評価版を入手して再度インストールしてみた。(2009-05-09)
Windows Embedded Standardのインストール結果
起動中の画面(動画)
電源スイッチを入れて起動させてから、デスクトップ画面表示が出るまでに約30秒
Windows Embedded Standardを入れるのに使ったディスク容量は、約400MB。
インストールの手順
(1) Windows Embedded Standard入手
英語版のWindows Embedded Standardの評価版DVD
Windows XP Embeddedのときと同様に、評価版のディスクメディアを取り寄せた。
(2) WindowsEmbedded開発環境のインストール
ターゲットデザイナーを起動したところ
初代EeePC 4G-X自体に32GBのSSDを増設し、WindowsEmbedded開発環境をインストールした。
インストールの要件が少し足らないが、インストールすることができる。
インストールの途中、WMP11.exeのインストールでエラーが出たので、手動でインストールDVD内のWMP11.exeを実行してインストールした。
(3) OSのビルドとインストール
旧Windows XP Embeddedと手順は一緒。
Windows Embedded Standardについて
組み込み向けWindowsは種類が色々あり、それぞれ名前がよく変わる。 WindowsCE、Winddow CE .NET、Windows
Embedded CE、Windows Embedded Compact、PocketPC、HandheldPC、Windows Mobile、Windows
XP Embedded、Windows Embedded Standard等、紛らわしい。
Windows Embedded Standardは、Windows XP Embeddedの後継OSである。
Windows XP EmbeddedのSP3に当たるようだ。
単純にWindows XP Embedded SP3としてリリースすればよいのに、わざわざ看板を新しくしている。
PC版のWindows XPがそろそろ終息するので、組み込み版が時代遅れのWindows XPの看板のままだとよくないと思ったのかもしれない。