小ネタ 2010-009
移動式ロボットWebカメラサーバー「Rovio」
WowWeeというメーカーからWebカメラサーバーのロボット「Rovio」が出ている。入手して動かしてみた。
Rovioを制御している写真
動かしているところ (YouTube動画) , (MPEG1形式)
- 何が出来るのか -
・Rovio自体がWebサーバーになっており、WiFiで接続してWebブラウザで制御することができる。
・制御できる内容は、以下の通り。
・カメラの映像の設定(MotionJPEG/QuickTime)を変更できる
・オムニホイールの車輪による全方向の移動やその場での旋回ができる。
・カメラが搭載された首(?)の位置と角度を3段階で変更できる。
・カメラの近傍に搭載されたヘッドランプをON/.OFFできる。
・USBで接続して初期設定し、ネットワーク接続の設定や、ユーザ名とパスワードの設定ができる。
- 問題点 -
自分の個体だけかもしれないのだが、クレードルに置いてもバッテリーの充電がされない。致命的な不具合な気がする。
ThinkGeekから購入したのだが、送り返すのも大変なので、とりあえずラジコン用のニッケル水素電池充電器で充電して使っている。
- 似たようなロボットやWebカメラサーバーとの大きさ比較 -
KX-HCM1、AIBO、ガンローラー改
- PocketWiFiとの連携について -
部屋のWiFiに接続して、室内だけで動かすのが基本らしい。
外に持ち出す場合には、PocketWiFiを無線ルーターとして使うのがよい。
PocketWiFiの無線の届く範囲で動かすことができる。
RovioにPocketWiFiを取り付けておいて、PocketWiFiのWAN側からRovioのWebサーバーにアクセスするということも可能である。
このようにすれば、3Gの電波の届く範囲内でRovioを遠隔操作することができる。
PocketWiFi(互換機E5830)はtelnetd有効化しroot権限が取れるので、PocketWiFiの中身をいじってDynamicDNSを自動化したい。
- Rovioをプログラム操作するには -
プログラムで操作するには、
Rovio API Library (.NET) -- http://roviolib.codeplex.com/
というのを使えばよいらしい。
ネットブックにコンパスを内蔵しておいて、ネットブックを向けた方向のWebカメラ映像をRovioで撮影するというのができそうだ。リアルタイム・ストリートビューっぽい感じ。