小ネタ 2012-010
Androidのアクセサリ開発キットADK2.0(ADK2012)を試してみる
Androidアクセサリ開発キット ADK 2.0 (ADK 2012)を入手した。(2012-08-02)
時間が無くて暫く放置していたが、盆休みに弄ってみた。(2012-08-18)
先に結論を書くと、ADK 2.0はソフトの出来が良くなく、作りかけではないかと思った。
特にADK1.0で出来ていた基本的なUSBでのAndroid端末とADKとの通信が不安定になることがあった。ADK1.0以下か?
また、筐体のデザインとしては格好よく見えるが、単体動作時の使い勝手は最悪で基本動作すら危うい感じだ。
Android側のアプリも同様で、遠隔で目覚まし時計+αの内蔵機能全ての設定ができるというものを期待したのだが、
メニューの項目は色々あるものの正常に動かないものが多く、全然駄目な感じだ。
いずれアップデートで直ったりするのかもしれないが、この状態で配布していたというのは驚きだ。
ADK2012を動かしてみた写真
単体で置き時計(目覚まし時計?)として使うことができる。
筐体を開けてみた写真
台形の筐体デザインとか、筐体の開閉ギミックとかは格好良い。
( Link - グーグル「ADK 2012」は出色のデザイン性 WIRED.jp )
ADKの本体基板と、筐体側の周辺回路基板とに分離できる
ADK本体の写真
台形にしなくても、普通にADK1.0みたいに長方形にすれば良かったのにと思った。
さもないと、ADK2.0を他の周辺回路を繋いで何かを作るときに出っ張った部分があったら使いにくそうだ。
ADK 2.0のマイコン部分は、ATMELのARM
ADK 2.0の本体基板の隅っこにBluetoothが載ってる
回路の詳しい解説は、@magoroku15さんが書いている。
( Link - ADK2012の構造と解析 )
AndroidケータイにADK 2012アプリをインストールし、Android側から操作することもできる
このあたりの記事が操作の参考になった。
( Link - 動画で見るADK 2012 - Hacking My Way 〜 itogのhack日記 )
( Link - numa08 エンジニア風な日記 ADK2012がやってきた )
( Linik - Accessory Development Kit 2012 Guide )