小ネタ 2013-032

全天球撮影用カメラ「THETA」を使ってみる


リコーの全天球撮影用カメラ「THETA」を手に入れたので使ってみる。(2013-11-06)

特に空中からのパノラマ撮影をしてみたいので、試してみた。

方法としては、
・パラシュート、グライダーなどで人間と一緒に飛ぶ
・ラジコン飛行機やラジコンヘリ(AR.Droneなどのクアッドコプター)を飛ばす
・凧で空中に浮かせる
・ヘリウム風船を凧糸で繋いで空中に浮かせる(THETA公式でこの方法は既にやってる)
・ヘリウム気球で成層圏まで飛ばす
・クレーンなどで吊るす
・橋などからぶら下げて吊るす
・釣竿など長い棒にくっつける
・投げる
というのが考えられる。


まずは一番簡単で無難な、釣竿で試してみた。

6.3メートルの釣竿(振り出し竿)とTHETA

釣竿の先端(穂先は細すぎて曲がるので2つ分少し太い所)にTHETAを低粘着の梱包用テープ(PEクロス)を使ってくっつける。


THETAをくっつけた釣竿を垂直に伸ばす。

撮影したデータは次の通り。
http://theta360.com/s/ht



他にもこんな感じ。
http://theta360.com/s/hs



釣竿自体はうまくTHETAの表側カメラと裏側カメラの画像データの継ぎ目の間に隠れてくれるので、360°パノラマとしていい感じ。

下方向にTHETA本体の白いカゲが写ってしまう。
上方向は大丈夫なので、THETAを上下逆さまに釣竿にしてくっつけた方がいいかもしれない。
加速度センサーが入っている(?)みたいで、上下逆さまでも大丈夫らしい。

あと、撮影者が写り込んでしまうのがちょっと面白い感じ。困る人は困るかもしれない。



リール付き釣竿で吊して撮影するのを試してみた。(2013-11-21)


リール付き釣竿とTHETAとストラップをつけるためのマウント部用の金具


天白川の千鳥橋という橋の真ん中あたりで撮影をする

撮影したデータは次の通り。
http://theta360.com/s/21T



別の橋でも撮影してみたが、あまりうまく撮影できなかった。
http://theta360.com/s/21R


THETAを橋の上から吊すのは、落としそうで凄くどきどきした。

THETAを上下逆さまにして撮影するのは問題ないのがわかった。

THETAを糸で吊しての撮影する場合に、風があるとTHETA本体がくるくると回転してしまって撮影しにくかった。
回転しているとTHETAの表側カメラと裏側カメラの画像に時間差でズレが生じてしまう。
そのため上の写真だと、橋の真ん中の部分が折れ曲がったように撮影されてしまった。



参考Link

・THETA公式 http://theta360.com/ja/
リコー、全天球撮影カメラ「THETA」発売 ワンショットで上から下まで360度キャプチャ - ITmedia ニュース
360度全天球写真カメラ『THETA』で世界をぐるぐる回してみた
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