小ネタ 2013-039
全天球撮影用カメラ「THETA」でTiltShiftを試してみた
リコーの全天球撮影用カメラ「THETA」でTiltShiftを試してみた。(2013-12-13)
方法
TiltShiftの画像処理用のソフトを自作してみた。
[ Theta-TiltShift version 0.1 ソースコード付き (download) ]
Windows用にVisual Studio 2010(Visual C++ 10.0)とOpenCVという画像処理用のライブラリを使用して作ったのですが、Windows以外でもMakefileを作ればビルドできるはず。
Visual Studioを持っていない場合、実行ファイルを動かすのにVCのRuntimeをインストールしないといけないかもしれない。
THETAで撮影した画像ファイルをPCに取り出して、このソフトで処理すると、TiltShift風に画像処理された画像ファイルが出力される。
TiltShift処理前の画像
http://theta360.com/s/ht
TiltShift処理した画像
http://theta360.com/s/3kO
あまりミニチュアっぽく見えないのはTiltShift画像の作り方が悪いのかもしれない。
TiltShiftの画像処理の参考資料をもっといろいろ調べ中。
(後日加筆 2014-02-18)
このソフトを使うには、THETAで天地を正しく撮影したJPEG画像ファイルでないといけない。
リコー公式のWindows/Mac版のTHETA用ビューワーを使って天頂補正書き出しをすることで天地を補正した画像が得られるので、それを使えばよい。
→ 全天球カメラRICOH THETA用アプリ更新。JPG保存や Google+ / Google マップ公開に対応
参考Link
・THETA公式 http://theta360.com/ja/
・リコー、全天球撮影カメラ「THETA」発売 ワンショットで上から下まで360度キャプチャ - ITmedia ニュース
・360度全天球写真カメラ『THETA』で世界をぐるぐる回してみた
・全天球撮影用カメラ「THETA」を使ってみる - 釣竿で空中撮影
・全天球撮影用カメラ「THETA」で水中パノラマ撮影を試してみた - 水中撮影
・数分で簡単にできる、写真画像をミニチュア風のチルトシフトにするPhotoshopのチュートリアル コリス
・Tercel::Diary: OpenCV で Tilt Shift もどき