日本の少子高齢化が深刻らしい。
以前に本でそういうのを読んだのだが、その当時の予測よりも現実は深刻らしい。コロナのせいだろうか。
・「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」を読んだ
・コロナの影響のせいか、予測されていたよりもさらに日本の少子化高齢化が進んでいるらしい
2020年代も今年(2026年)で折り返しとなり、2030年までが「ラストチャンス」だそうだ。
・出生数60万人時代、少子化対策を意図せず阻む金融リテラシーの向上(高橋成壽) – エキスパート – Yahoo!ニュース
—
しかし、実際もう無理だろう。
高齢化が進んでいるのに伴って、社会保障に莫大なお金が使われている。
去年(2025年)の国の予算の115兆円のうち、約25%は国債の返済で、残った87兆円が実際に使える分となるのだが、 その87兆円の44%(38.3兆円)が社会保障費用となっている。
老人の自己負担を増やすなどの歯止めをかけないと、もうじき50%を越えてしまうだろう。
この負担は主に生産に携わっている生産人口の世代に降りかかっている。特に若い世代には相対的に重くのしかかる。
若い世代にお金がないから結婚できないし、結婚できても子供ができない、子供を増やせないということになる。
実際ずっと出生数は減り続けている。そして、減少が加速している。(2004年111万人→2014年100万人→2024年68万人) これは高齢化で社会保障負担の増加が加速していることと無関係だというのは無理があるだろうと思う。
・日本の出生数と出生率の実情をさぐる(2025年発表版)(不破雷蔵) – エキスパート – Yahoo!ニュース
若い世代にお金を配ると本当に結婚を促進できるか?という問題がある。
(過去にそういう実験をした国があったが効果がなかったという話を聞いたことがある。だが、調べても見つからないのでガセネタだったのかも。)
今は平均年収がひどく下がっている。20歳男性の平均年収は293万円、25歳で390万円、29歳で459万円だそうだ。
・平均年収ランキング(年齢別・年代別の年収情報)【最新版】 .. 2025年
女性が上昇婚志向が強すぎるので、20代前半の男性はよほどイケメンか高収入の上澄みでもないかぎり結婚できないだろう。
ただし、イケメンは焦って結婚する必要がないので遊び放題で、マッチングアプリ(マチアプ)でも無双状態らしい。
SNSが普及して以来、女性の承認欲求とかマウント取りたがり精神がひどく強まったように思える。
素敵なカレシを捕まえた自慢や、豪華結婚式やキラキラでハイソな生活を自慢したくて、それらが叶えられない低スペック男性を弱者男性と蔑んでキモいと罵って視界から排除している。
そこまでキラキラ志向でなくても、親世代のまあまあ中流な家庭で育てられた女性たちには、下方婚で生活のレベルを落とすとかは無理なのだろう。
もし、20代前半の男性のみにお金をがっつり配って優遇をしたら、この世代の結婚の促進になると自分は思うのだが、どうだろうか。
実際にやろうと考えると世代間の不公平ということで反対の声が大きく、また女性からも不公正だというさらにもっと大きな反対の声が出るので、実現は不可能だろう。
いまの時代は、男女平等の時流が進みすぎて、むしろ男尊女卑の反対の女尊男卑になってしまっている。
独身女性を優遇する政策をすべきという意見が出ている。さすがに批判意見が多いが。
・立憲民主党・蓮舫氏の「おひとり様女性」優遇政策に批判殺到
去年(2025年)は女性総理が誕生した。だが、いまのところ女性優遇という政策は出なさそうだ。子育て世代優遇の方針っぽい。
・高市首相「日本最大の問題は人口減少」 人口戦略本部が初会合
・子育て支援について どうしても実現したい政策があります 家事や育児を担う家庭が もっと安心できるように そして家庭を支える企業が 子育てを後押しできるように 新しい仕組みを構築することを 討論会でお話しました – 高市早苗 – Facebook
そして、今年(2026年)は、4月から実質的な独身税が開始される。
・4月、“独身税”がいよいよ開始!子ども・子育て支援金制度「一人あたりの徴収料はいくら?」…「手取りが減った」という実感だけを持つ懸念
若い未婚男性世代からまたお金が逃げていくことになる。種籾をさらに減らす愚策だと思う。
しかし、そこまでして独身からお金を徴収して子育て世代に多少のお金をばらまいても、子供は増えないだろう。
物理的な住居の狭さが壁になっているのが子供を増やせない真の理由だという説があるのだが、ごもっともだと思う。
・1人目から2,3人目に繋がらないのは夫が原因?→財務省の研究によれば家の狭さ、通勤時間の長さが影響しているが、因果関係ではなく相関関係という指摘も
対策としては、既婚で子供1人の若い世代に限定して広い住居を与えるような過剰な優遇政策をすれば効果がありそうに思えるが、これも世代間でかなりの不公平が生じる話なので実現するのは無理だろう。