まだタバコ受動喫煙症の後遺症の化学物質過敏症が治っていないし、元住んでいた部屋から避難して生活を続けている。
しかし、避難先の生活でも他の部屋からの香水とか煙草らしき汚染物質が漏れてきているらしく、化学物質過敏症の症状が出ているのだがそれに耐えつつ対策や療養をしている。
先月あたりから試した対策で、押し入れの天井部分から上の階の香水らしき汚染が漏れてくるのでプラダンで上部を塞ぐというのと、その付近でオゾン発生器を部屋で動かすというのを試していた。
結果、かなり効果があり、化学物質過敏症の症状がさらに軽減された。
いままでの対策を組み合わせた複合的な成果なのだが、どうやらここに避難をしようとする前のレベルの症状くらいにまで収まってきた。苦痛だが引っ越すまではいかずに我慢しようと思えるくらいのレベルだ。
効果があったのは、
・外から入ってくる汚染源を減らすため、部屋に隔壁のようなものをプラダンと農ポリシートで仕切ってみたことで、少し効果があった気がする。むしろ汚染源を絞り込むのにより役に立った。
・窓とか締め切っていてもどこからか部屋の中に汚染が漏れてきているので、部屋の片側のベランダ側の窓を開けっぱなして、工場用扇風機2台~3台で強力に部屋を換気する。結果、部屋の中の汚染が速く薄まっていると感じる。
・部屋の中に漏れてくる場所の1つとして押し入れの天井というのが見つかったので、それをプラダンで塞いだ。効果はあったのだが、完全には防げていない。
・オゾン発生器を部屋の中で間欠動作させ、オゾンを自分が感じないぎりぎりくらいの量をキープすると、臭いや汚染物質をうまく減らせているように感じる。
・それでも防げない汚染は、ガスマスクで少しは防げる感じがするのだが、ずっと付けているのはつらい。
・ハチミツを摂取すると過敏症の症状による苦痛が大幅に軽減する。
といったところだ。
特に押し入れの天井からの香水臭のする汚染が漏れてくるのについてはもっと早く気がつくべきだった。というか、去年うすうす気がついていたので、もっと早く対策をするべきだった。しかし、去年の段階ではそれほどの香水臭を押し入れで感じる頻度が低かった。
先月くらいに押し入れ内での香水の臭いの充満に気がついたのは、そっと静かに押し入れの戸を開けると中の空気が香水臭がしたからで、普通に押し入れの戸をあけるのだと香水臭のする空気が散ってしまうのであまり気がつかないという落とし穴があった。
あと、先月あたりから使っているオゾン発生器は、臭いのする空気がどれくらい漏れるのか換気はどれくらい効果があるのかを実験して調べるのにも役立っている。
強くオゾン発生器を稼働させると、オゾン臭がしたり、喉の調子でオゾンを感じるのだが、例えば窓の外で発生させたオゾンがどれくらい部屋の中に漏れて臭ってくるのかとか、プラダンの隔壁がどれくらい漏れてくるのかとか調べることができた。
押し入れの天井をプラダンで塞ぐときに、オゾン発生器を入れて、押し入れの天井をどのくらい塞げているかのテストもしてみた。香水臭でもそっと戸をあけると大体は判別はできるのだがオゾンのほうが分かりやすい。結果、プラダンを2重にしてもまだ漏れてくるのは完全には防げないということが分かった。
ただし、かなり軽減できているし、オゾンのおかげである程度有害成分は打ち消せているようだ。
全体としてコンスタントに部屋に入ってきていた汚染はかなり減らせたと感じる。
だが、その反面、特定の時刻になると汚染が増えているというのに顕著に気がつくようになった。
1つは、部屋の窓以外の床や壁のどこからともなく漏れてきているタバコらしき汚染だ。朝の4時か5時くらいから発生することが多く、汚染で目が覚めるとこが多くてそれで嫌でも時間に関係して発生しているというのに気がつく。この汚染は朝だけでなく1日数回くらい時間を空けて発生していて、汚染が続く時間は1時間から2時間くらいだ。切れ目がなく数時間続いていると感じるときもある。
工場用扇風機による換気でもこれによる過敏症の症状は防ぎ切れていない。換気しないよりマシなのだが。はちみつで症状を軽減させることくらいしかできることがない。漏れてくる場所を特定して塞ぐのも無理だった。部屋の床とか壁とか全体で漏れてきているみたいで、去年から床とか壁とかあちこちを塞いだのだが効果が無い。避難する前の部屋でも似たような感じで対策は無理だった。
もう1つは、ベランダの外からの空気が酷く汚染されて、換気をした分だけ外から空気が入ってくるので結果として部屋に強いタバコ臭や香水臭が充満してしまうことがあるという現象だ。頻度としては香水の頻度が多めで、週に1回か2回発生する。
どうやら上の階の住人が洗濯をしてそれをベランダに干すときに香水を振りかけているのか、あるいは消臭剤で香料が多く含まれている物を振りかけているのだと思われる。はっきりと香水や香料の臭いがして喉がおかしくなり、胸に痛みが生じる。部屋に居るとつらいので部屋の外に避難し、3時間か4時間くらいして戻るとおさまっているようだ。臭いで気がついて急いで窓を閉めると、ある程度は防げるのだが、だいたいは気がついたときに手遅れで窓を閉めると工場用扇風機での換気があまり働かなくなり既に部屋に入ってしまった汚染を換気で外に出すことができない。
いまは梅雨の時期で部屋の外に避難で出かけにくいので、仕方なくガスマスクをしたりして凌いでいる。コロナのせいでファミレスに避難というのができなくなってしまっている。タバコ煙らしき汚染にはガスマスクはあまり効果がなかったのだが、香水の汚染には割と効果があるようだ。
あと、お香も少し香水による症状を軽減する効果があるみたいな気がするのだが、要検証だ。
頻度は低いのだが、タバコの煙がベランダの外から入ってくることがある。真下か斜め下の部屋のタバコだと思うのだが、まれに窓を開けてタバコを吸うのだろうか、あと風向きが関係しているのだろうか、月に2回か3回くらいだが部屋の中でタバコの煙の臭いがすることがある。これも過敏症で喉とかに症状が出るのだが、気がついて窓を閉めるのが間に合わないので防げない。頻度が少ないのがまだ救われている。
ただし、その分、下の階の部屋の中で発生しているタバコの煙に含まれる汚染が下で消えずに部屋の天井とかの構造物の微小な隙間を漏れてこちらの上の部屋まで伝わってきてしまう。
過敏症の症状を大きく軽減させるハチミツなのだが、糖分が多いので糖尿病を患ってしまっている自分にとっては摂取のしすぎが気になる。
先々月は、代わりになるかと思ってハチミツ黒酢ドリンクを摂取してみたのだが、かえって血糖値が増えて、体重も増えてしまった。甘い飲み物を飲むのは体にひどく悪いのでやめたほうがよいというのがよく分かった。
この1ヶ月はハチミツの摂取を少なめにしているが、代わりにチョコレート(カカオ70%のやつ)を取ってみていた。効果はいまいちで、やはりハチミツが必要だと思う。
いろいろと対策をやったせいで部屋が散らかってしまっている。片付けをしないといけないのだが、やる気が出なくて進まない。