スペースインベーダー40周年らしい。(昔、25周年のイベントに行ったのだった)

スペースインベーダー40周年のイベントがやっているらしい。
タイトー、『スペースインベーダー』の誕生40周年を記念した展覧会「PLAY!スペースインベーダー展」を六本木ヒルズで来年1月12日より開催
全身で体感! 「スペースインベーダー」40周年展覧会の見どころを紹介 – ITmedia NEWS
『ゲームセンターあらし』作者がインベーダー撃退 六本木ヒルズを救うの巻
行ってみようかなあなどと思っていたのだが、名古屋から行くにはちょっと遠いし、青春18きっぷの期間は1月10日で終わってしまっている。

スペースインベーダー○○周年と言えば、むかし名古屋で25周年のイベントがあって行ったのを思いだした。

マグマート、インベーダー開発者の西角氏トークイベントを8月2、3日に開催

当時(2003年8月4日)の日記に、こんな風に書いていた。(8月3日のイベントに行っていたようだ)
「日曜にスペースインベーダーゲームの25周年アニバーサリーのイベントが名古屋であり、インベーダーゲームの開発者のトークショーがあるというので、見に行ってきた。サインと握手、写真撮影して貰ったよ。なんかハッピーである。」

開発者の西角友宏氏も来ていて、たしか質問のコーナーで、こんなことを聞いたのだった。
・インベーダーは空を飛んでいるのでしょうか?
 スペースインベーダーのインベーダーという敵キャラは空を飛んでいる設定なのでしょうか?ということで
 例えば、後に出てきたギャラクシアンやギャラガなどのゲームでは敵キャラは編隊を組んで飛んだりしていて、空中の敵を倒すゲームになっている。
 一方で、スペースインベーダーはアップライト筐体の人型の宇宙人の絵などを見ると地上の敵を相手に戦っているように見える。砲台の前のトーチカもそういう雰囲気だ。
 なので、インベーダーは空を飛んでいるのでは無くて、陸上で隊列を組んで進軍してきている様子をゲームにしたのではないかと思う。
 実際はどのようなイメージで開発したのでしょうか?

で、質問に対してお答えを頂いたのだったが、詳しくは忘れてしまった。
地上での戦いをイメージして作ったという趣旨にお答えだったと思う。

ちなみに、なぜ空中をインベーダーが飛んでいるように誤解されてしまうのか、いくつか原因があると思う。
・UFOが上空を飛んでいて、こちらは地上物のインベーダーの隊列を撃つための砲台でUFOも撃つのが変なので、UFOと同じくインベーダーも空中物だと思われてしまった?
・ゲームの内容の説明で、インベーダーが下に降りてくるというような説明があったので、インベーダーが飛んでいて高度を下げて降りてくると思われてしまった?
・ゲームのタイトルのスペースインベーダーという名前のスペース(宇宙)という語のせいで、舞台が宇宙空間ではないかと思われてしまった?
・スペースインベーダー(1978年)と同時期のギャラクシーウォーズという1979年のゲームの内容が、砲台からロケット状のミサイルを発射して、左右に誘導して画面の上の方を飛んでいるUFOを撃ち落とすというゲームになっていて、画面中央にアステロイドの岩が邪魔な空中物として左右に飛び交っている。このゲームのイメージと混同してしまった?
 → ギャラクシーウォーズ – Wikipedia
・すがやみつるのゲームセンターあらしという漫画ではインベーダーが空から爆弾を落としてくる空中物っぽく描写されていて、そのイメージが広まった?
 例えば「インベーダーの落とす爆弾の雨をかいくぐって、あらし君インベーダーを次々と撃ち落とす! スタジオとお茶の間のみなさんは、大型のモニターテレビをごらんください。」という描写があったりする。

などと考えてみたが、やはり一番はUFOが飛んでいるからインベーダーも空中物かと間違われてしまったという説か下に降りてくるという記述が原因という説がそれっぽいと思う。

むしろ、そこからイメージが膨らんで後発のギャラクシーウォーズやギャラクシアンやギャラガなどが出てきたのだと思う。

公式の続編であるスペースインベーダーパート2では、初代にあったレインボーというバグが取り入れられて、レインボーを出してからクリアすると花火が上がる演出画面が出る。
レインボー(虹)という名前からして、舞台が空中であるという設定に公式も傾いたのだと思われる。




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