瀬戸の品野陶磁器陶芸センターの陶芸教室に行ってきた。
じゃらんで見つけて予約して参加した。(愛知県の陶芸教室、陶芸体験は結構ある)
名鉄電車で瀬戸に行き、バスで品野(しなの)方面に向かう。
まず、名古屋の栄の栄町駅から名鉄瀬戸線に乗車し、終点の尾張瀬戸駅まで行く。
尾張瀬戸駅から名鉄バスに乗るのだが、バス乗り場がよくわからない。
改札の近くにバス停があるのかと探したが、見つからない。
駅の角の柱にはこちら方向だと書いてあるのだが、存在しないように見える。
駅の角の柱の先に、1つだけバス停っぽいものがあるのだが、探している名鉄バスのバス停ではなく、どこかの学校の送迎バスの乗り場らしい。
駅の人に聞いて、駅の北側のパルティ瀬戸というビルの裏手側(西側)に、名鉄のバスロータリーがあるというのを教えてもらった。
3番乗り場で「しなのバスセンター」行きのバスに乗車する。昼はだいたい1時間に2本くらい運行している。
品野馬場というバス停か、その1つ先の品野坂上まで行って、あとは徒歩で少し歩く必要がある。今回は品野馬場から歩いて行ったが、どちらでもそんなに変わらないし、品野坂上から大きい道を歩いて行った方が迷わずに着ける。
目的地の品野陶磁器陶芸センターは、道の駅「瀬戸しなの」の敷地内にある。
昼なので、道の駅の食堂で昼食をとった。
ご当地グルメの瀬戸焼きそばを食べた。瀬戸の豚肉を使った焼きそばらしい。
瀬戸焼きの陶器の皿がいい感じだ。
建物の中は、陶磁器の売店になっている。(売り物の陶磁器は撮影禁止みたいなので、写真をぼかしてモザイクを入れた)
受付をして、陶芸教室に参加した。
平日でたまたま参加者が少なかったらしく、自分1人だけだった。
まずは簡単な「てびねり」で器を作ってみた。
横長の船みたいな形(あるいは葉っぱみたいな形)の器を作った。
結構むずかしくて、なかなかきれいな器が出来ない。
さらに粘って10回以上チャレンジして、厚さを薄くした器が出来たのだが、最後に少し崩れてしまった。
ろくろ作業のメモ。
・ろくろに粘土をセットして、ろくろを回しながら両手で押して山の形の円錐形にする。以下、ろくろをずっと回しながら作業する。
・作る器の質量の分の粘土をコケシの頭のような玉の形になるように両手手でくるむような感じで押して、上に伸ばす。
・コケシの頭に両手の親指を当てて下方向に押して、中央部分を凹ませて、分厚い湯飲みみたいな形にする。
・分厚い湯飲みの壁の部分を右手の人差し指で前に倒すようにしながら人差し指と親指で挟んで壁の先端部分を薄く変形させながら水平まで倒すように変形させる。左手も添えて補助する。分厚いお皿状になる。
・分厚いお皿状の裏側から両手で掬い上げるようにして、また湯飲みのような形状に変形させる。両手で包み込むように壁を垂直になるくらいまで持っていく。
・左手を壁の外側に添えて倒れないようにしながら、右手の人差し指と親指で壁をつまむように挟んで抑えて壁を薄くしていく。下の方からだんだんと上の方に指を動かして下から順に上まで薄くする。
・薄くした壁を上記と同じ指使いで45度くらいまで倒すように変形させて、茶碗の形状にする。
・回転させたまま、土台部分に糸を巻き付けて引っ張り、土台の粘土と、器になった粘土とを切断する。
・両手をチョキの形にして手のひらを上側に構えて、チョキとチョキを器を掬い上げるようにして取り上げる。
習ったのは以上だ。
あとは1日乾燥させたあと、土台の裏側部分を削って整えたり、釉薬を掛けたり、焼いたりというのがあるが、そこはおまかせだ。
焼いてもらう代金は陶芸体験の料金とは別料金で、てびねり作品は100gごとに100円、ろくろ作品は100gごとに200円が掛かる。
焼き上がりは1か月後で、また取りに来るか、郵送してもらうかを選ぶ。
郵送だと1200円ほど掛かるが、名古屋から陶芸センターまでの電車+バスの交通費を考えると郵送のほうが安い。
焼き上がりが楽しみだ。
帰りはバスを使わずに、陶芸センターから尾張瀬戸駅まで歩いて帰った。
行きは上り坂なのだが、帰りは下り坂で楽そうだと思ったからだ。
約40分くらいかかって、2回バスに追い抜かされた。
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追記
長い皿は船みたいなイメージで作ったのだけど、あまり船っぽくできなかった。
茶碗の出来が悪い方は、こんな感じだ。厚さがかなり薄くできたと思ったのだが、焼いた後は縮んだので、もう一方とそんなに変わらない。