電動自転車PASワゴンのロック部分のレバーが故障したので応急修理してみる。
ロック部分のレバーについている樹脂部分の部品が外れてしまった。
外れた部品は紛失しないでちゃんとあるので、とりあえずまた差し込んだりしたのだが、すぐまた取れてしまう。
そもそも、このロックのレバーは上にスライドさせるときに普通に上に動かすだけでは動かないように、手前に樹脂のつまみの部品を引っ張って上に動かす仕組みになっている。
上記の写真の樹脂の部品の2つの穴の空いている小さいパーツが、つまみ全体のパーツ内で可動するようになっていて、バネで写真の位置に戻るようになっている。
なので、この樹脂のつまみ部分の外側をつかんで引っ張ると、写真の右下の出っ張り部分も移動し、レバーが上下に動くようになる。
PASワゴンをロックして鍵を掛けるときには、樹脂のつまみを引っ張ってレバーを上に動かしてロックするのだが、その引っ張る力を繰り返し掛けたために樹脂のつまみの部品が取れてしまった。
しかし、この構造は最初はスムーズに動いていたのだが、2年~3年くらい使っていたらスムーズに動かなくなり、つまみの部分にかなり力を入れないとレバーを上に上げてロックできなくなってしまっている。
そうやって力を掛けたのがさらに部品が取れる故障を促進させたいのだと思う。
とりあえずの修理として、樹脂のつまみの部品の出っ張りをカットして取り除いてみた。
部品を再度取り付けてみた。
今度はつまみ部分を手前に引っ張らなくてもレバーを上に上げることができるようになった。
レバーがスムーズに上に上がらなくてロックが掛けにくかったのも、完全とはいかないのだが だいぶ楽に動くようになった。