大江時計台航空史料室に行ってきた

大江時計台航空史料室に行ってきた。

名古屋の大江にある航空博物館的な三菱重工の施設だ。

予約制なので、予約して行った。

最寄り駅は、名鉄築港線の東名古屋港駅なのだが、電車が朝と夕方のみの運行なので昼は電車で行くことができない。
名古屋の市バスを乗り継いで大江町バス停まで乗車した。駅のすぐ近くのバス停だ。

時計台は、駅から西方向に徒歩10分くらい。時計の付いた塔が目印だ。

予約した時間に入口に着いた。

建物の中は、エントランスのみ撮影可能で、あとは全部撮影禁止だ。

ロッカーにカメラとか荷物を預けて、見学する。
受付で、資料の説明用のタブレット機が貸し出されるので、それを持っていく。
カメラとか持ち込めないだけでなく、紙のメモ帳と筆記具とかも持ち込み禁止だそうだ。

建物1Fと2Fが見学場所になっている。まず順路に沿って2Fに上がる。

航空機用エンジンの開発を開始した大正5年から終戦までの資料が展示されている。
海外(英独仏)からの技術導入、ライセンス生産から苦労して国産技術に、とか。
会社の変遷で、エンジンの会社から航空機の会社に(エンジンのみの開発から機体まで全部開発)とか。
水冷エンジンから空冷へ、選択と集中、とか。
基礎研究、開発の資料、生産の資料(少量生産から大量生産へ)、工場の拡大。

あと、航空機の模型の展示とか。

航空機の実機の展示もある。ゼロ戦と秋水の2機の展示だ。

秋水は、終戦間際に開発された実験機で、プロペラ機ではなく、ロケット噴射で推進する飛行機だ。短時間しか飛べない。実験飛行では短時間で墜落したりとかのエピソードが展示パネルに紹介されていた。
ずんぐりした機体がユーモラスだ。

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