ファミコンミニを手に入れたので、コントローラー交換改造してみた

ニンテンドークラシックミニファミリーコンピューター(ファミコンミニ)を手に入れたので、コントローラー交換改造してみた。
結論を先に書くと、うまく改造ができてWii用クラシックコントローラーなどを使うことができた。

改造前の状態。

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北米版で同様のNES Classicという商品が発売されている。
北米版はコントローラーがコネクタで取り外しでき、付属のNESパッドの代わりにWii用のクラシックコントローラーなどを使うことができるそうだ。

日本版のファミコンミニでも、コネクタを取り付ける改造をすれば、同じようにWii用のクラシックコントローラー等を使うことができるのではないかと思った。

まずは、コントローラー部分を分解して調べてみる。

昔のファミコンのコントローラーとは回路が違っている。
前に74シリーズのICを使って互換回路を作ったりしたときに見た回路とは明らかに異なる。
→ Wiiコントローラー型TVリモコンをファミコンのコントローラーに改造してみる

ファミコンミニのコントローラーの基板はこのようになっている。

基板上のICには、「WCP」というマーキングがされている。
これには見覚えがある。

どうもWii用のクラシックコントローラーPROに内蔵されていたICと同じのようだ。
昔、Wiiリモコンに取り付ける外付けコントローラーをいろいろと調べてみている。
→ Wiiリモコンに接続する周辺機器の中身の解析
(この解析記事のページの一番下の方にクラシックコントローラーPROの分解写真がある)

ファミコンミニのコントローラーも、北米版NES Classicと同じで、Wiiリモコンの拡張端子と仕様が一緒らしい。

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改造して実際に試して確認する。

ファミコンミニの1コン側のケーブルを切断して、Wiiリモコンのジャンク品から取り出したコネクタを半田付けする。

配線は、ファミコンミニのコントローラーのケーブルの赤色がVcc(+3.3V)、白色がGND、黄色がI2CのSCL、緑色がI2CのSDAとなっている。
Wiiリモコンコネクタの同じ信号の端子に半田付けした。Vccは2箇所に半田付けする。

(とりあえずの確認用なので半田付けが雑で汚いのは勘弁。)

うまく改造ができてクラシックコントローラーなどを使うことができた。

あと、スーパーファミコンのコントローラー型のクラシックコントローラーも試してみた。
これも使うことができた。

HORI製の連射機能付きのWii用コントローラーも使うことができた。

アーケードコントローラーも買っていたはずなのだけど、去年の断捨離でどうやら捨ててしまったようだ。取っておけば使えたのに、残念なことをした。

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追記

クラシックコントローラーPRO(クロ)も出てきたので、試してみた。
これもちゃんと動作した。

昔、Wiiヌンチャクをワイヤレス化するという非純正のアダプタが売っていた。
それを改造してクラシックコントローラーをワイヤレスに改造して使うというのを試していたのだった。
→ Wiiのワイヤレスヌンチャクを試してみる (+無線クラシックコントローラー)
どうやら去年の断捨離で改造してワイヤレス化したクラシックコントローラーは捨ててしまったようだ。
ヌンチャク用の未改造のワイヤレスアダプタは出てきたので、ファミコンミニの改造コネクタに繋いで試してみた。

残念ながら使えなかった。非純正なので駄目なようだ。