ARジグソーパズルを作ってみる。
(元の記事はこちらに書いていたものをblogに書き直ししている)
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自作HMD用のアプリケーションで、AR(Augmented Reality, 拡張現実)のマーカーをジグソーパズルにした「ARジグソーパズル」というのを思いついたので、作ってみたいと考えている。(2014-10-16)
まずはマーカーの部分を作る。
(とりあえず、AR用マーカー付きジグソーパズルは作ってみたのだけど、動かすためのソフトはまだ作っていない。)
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AR用マーカー付きジグソーパズルの作り方
白紙のジグソーパズルを材料に使う。
36ピース 色紙パズル WP-001 (Amazon)
ARマーカーを紙に印刷し、切り取って両面テープで白紙のジグソーパズルに貼り付けた。
マーカーの画像は、NyARTookKit用に公開されているものをダウンロードして使用した。
→ NyID Marker Maker http://sixwish.jp/AR/Marker/idMarker/
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ARジグソーパズル(AR Jigsaw Puzzle)のソフト作り – 予定
ハコスコや自作HMDなどのHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を使って、カメラでマーカーを認識して個々のパズルのピースのIDと位置を把握し、ARの画面表示でピースに合わせた表示をするソフトを作りたいと考えている。
ソフトで表示するのは、例えば、
・ピースの嵌まりそうな位置をヒント表示する等、ジグソーパズルの組み立てのアシスト機能が作れそう。
・好きな二次元絵のジグソーパズルとして使うことできると面白そう。
・動画ファイルを使って、アニメーションのジグソーパズルとして使うことができるかも。Kinetic Connection的な。
・3次元物体をバラバラにして組み立てる3Dジグソーパズル(2.5Dジグソーパズル)として使うというのも考えている。
例えば、ジオラマ的なものとか、レリーフ状のものとか。
以前に3D立体視動画の15パズルというのを試しに作ってみたことがあるが、立体の断面のCG処理がもっと難しそう。
問題点
・マーカーを一度に沢山処理するのは大変である。そういうAR用toolkit/platformがあまり存在しない。
QualcommのVuforiaというARプラットフォームは沢山のマーカーを処理できるらしい。
→ ARプラットフォーム「Vuforia」がメガネ型デバイスに対応 – ケータイ Watch
→ VuforiaのARマーカーで100体のARキャラを同時に表示してみた。 – YouTube
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追記
ARでジグソーパズルというのは既にあるのではないかと思い、検索してみた。
ARを使ったジグソーパズルはいくつか存在しているようだ。
しかし、各ピースそれぞれを全部ARマーカーにするというのは存在しなさそうだ。
→ ジグソーパズルもIT化が進んできてる – NAVER まとめ
→ Augmented reality brings jigsaw puzzles to life
→ ARオリジナルジグソーパズルのご案内!
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追記 (2014-10-17)
ARでジグソーパズルというのは既にあるのではないかと思い、検索してみた。
ARを使ったジグソーパズルはいくつか存在しているようだ。
しかし、各ピースそれぞれを全部ARマーカーにするというのは無さそうだ。
→ ジグソーパズルもIT化が進んできてる – NAVER まとめ
→ Augmented reality brings jigsaw puzzles to life
→ ARオリジナルジグソーパズルのご案内!
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つづく
→ AR用ライブラリArUcoをビルドして動かしてみた (Makefileを書いてビルドした)