カシオのQV-10を持っていた。
カシオがデジタルカメラ生産終了するというので、思い出して、ちょっと物置部屋のコンテナ箱の山を漁って取り出してみた。
QV-10をMacとつなぐ接続ケーブル&ソフトも出てきた。当時、PC-9801からMac使いになっていた頃だった。DOS/Vに手を出してWindows95に移行しようとしていた。
カシオのテープライターのNAMELANDをPCとつなぐ接続ケーブルとソフトも出てきた。これはハードウェア的にはQV-10の接続ケーブルと同じ仕様なので、QV-10用より安く予備として使うことができた。
ただし、接続ケーブルがあってもQV-10からPC-9801(ノート型)と通信をしたくてもソフトが無かった。出先でノートPC-9801にデータを取り出すためのソフトを自作したいと考えていたのだが仕様が公開されてなかったので出来なかった。
データを簡単に取り出すというのが出来ないため、旅行に持って行っても撮影データがすぐ満杯になってしまったので、旅の途中でカメラロールからいまいちな映りのものを削除してやりくりしていた。
福井に旅行したときなどに使って、家に帰ってからデスクトップ型のMacにデータを取り出して保存していたはずだが、その写真データが見つからない。当時のMacの故障でハードディスクごと飛んでしまったような気がする。写真データのバックアップの重要性を身をもって学んだのだった。
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参考
・デジタルカメラ生産終了のお知らせ CASIO
・カシオ、デジタルカメラの生産終了を発表 – ねとらぼ
・世界に自撮りの文化をもたらしたコンデジ神、カシオよ永遠に ギズモード・ジャパン
・ASCII.jp:撤退が決まったカシオのデジカメを猫写真で振り返る |荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ”