micro:bitでBluetooth-UARTを作るには その2 挫折編

micro:bitでBluetooth-UARTを作るには。という話の続き。

Make:CodeでBluetoothのブロック部品を使って、micro:bitとmicro:bitでBluetooth通信ができないか試してみた。
設定の項目で、ペアリングをどうするのかの設定が3種類あるのだが、それによってペアリングの挙動が変わる。

しかし、どの設定を使ってもmicro:bitどうしではBluetoothのペアリングをすることはできなかった。

それもそのはずで、Bluetoothの接続は片方がmasterとなり、もう片方がslaveとならないといけない。
masterは親機となり、子機を検索して接続をかける方になる。
slaveは子機側で、親機から接続を掛けられたらそれに応答する方になる。

micro:bitの場合には、slaveの機能しかないので、micro:bitとmicro:bitでBluetoothの接続は不可能だ。
そして、将来その機能が追加される予定もないそうだ。(ロードマップには無い)

ということで、Bluetoothを使ったUARTの無線ブリッジを作るという目論見は断念した。
Nordic Semiconductor独自方式の無線を使ったUARTの無線化はできているので、こちらを使うのがよいだろう。
micro:bitでUARTと無線通信をブリッジし、シリアル通信を無線化するのを試してみた




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