「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」を読んだ。
2020年 女性の2人に1人が50歳以上 とか、ショッキングな内容が引用されて、Twitterなどにもこの本のフレーズをもとにした画像が 時々 流れてきたりする。その元ネタがこの本だ。
未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)(Amazon)
令和になったので、西暦のかわりに令和で書くと、より危機感が増すだろうと思った。
令和2年 – 女性の2人に1人が50歳以上に – (出産できる女性が激減)
令和5年 – 3人に1人が65歳以上の「超高齢者大国」へ – (毎年の死亡者数は出生数の2倍)
令和11年 – 百貨店も銀行も老人ホームも地方から消える – (全国の都道府県の80%が生産力不足に)
令和16年 – 「未婚大国」が誕生する – (男性の3人に1人が生涯未婚)
令和21年 – 自治体の半数が消滅の危機に – (青森市、秋田市などの県庁所在地ですら消える可能性)
令和23年 – 高齢者人口が約4000万人とピークに – (勤労世代が激減、日本最大のピンチ)
今年(2019年)は令和元年なので、あと23年の間に少子高齢化で社会がシュリンクしていくのをリアルタイムで体験できるだろう。
上記は、あくまで予測の未来の話なのだが、人口に関しては今年n歳の人は来年にはn+1歳になるのは死亡しない限りは確実であるし、出生率や年齢ごとの死亡率などは劇的に変化することはないので、よほどのこと(戦争とか)が無い限りは 未来の人口の予測はかなりの確度でそのとおりになってしまう。
それこそSF映画とかSFマンガみたいに日本人をクローン増殖でもしない限り、回避できないと思う。