タバコの受動喫煙対策で煙の検出用センサーとして使っているCrowtail HCHO/TVOCセンサーの2つの出力がずれてきている。
当初、とりあえずタバコの副流煙に反応するセンサーとしていい具合に使うことができるというのが分かったので、Crowtailのセンサーモジュール(MP503のモジュール)をさらに別のセンサーの性能を調べる場合の基準として使っていた。
そして、複数個(2個)の手持ちがあったので、同時にほかのセンサーを比較する実験を並列で行うために2つめの基準センサーとして使い始めた。実験の効率が2倍になると思ってのことだ。
最終的に、同じセンサー2つを使って部屋の複数の場所の汚染の強弱を比較をするのに使っていた。さらに、リアルタイムに警報音を出すソフトとかの改良をした。
ところが、半月ほど複数のこのセンサーを稼働させたログを取り出して調べてみたところ、片方の出力が落ちているらしいというのに気が付いた。
2つのCrowtail MP503モジュールを1つのArduinoに接続して、同時に測定した。
3日ほどログ(記録)を取って、比較してみた。
明らかに系列2の側のセンサーの値が低いほうにズレて来てしまっている。
波形としてはズレているだけで相似形みたいなので、オフセットしてしまっただけのようだ。
原因については不明だ。
推測だが、片方のセンサーは夏の気温の高いベランダ近くにずっと設置していたので、高温をかけ続けた影響を受けてしまったのかもしれない。
警告音を発生させる大気汚染アラームとして使っていたのだが、どうも最近が体感として片方のセンサーの反応が悪いと気が付いて調べたのだが、案の定だった。
オフセットがずれてしまうようだと、大気汚染アラームとして使うのには難がある。
他の複数個持っているセンサーをアラーム用に使うのを検討してみる。BME680とか。