ESP32マイコンモジュールESP-WROOM-32を雑誌付録のIoT Expressという基板に実装して動かしてみた。
トランジスタ技術2017年11月号の付録についていた基板だ。部品は手持ちのものをESP32マイコンが動くだけの最小限だけ実装してみた。

USB-UARTのI/Fは、Amazonで売っている安いものを使った。
電源については、USB-UARTの3.3Vを直接ESP32マイコンの電源に使おうとしたのだが、どうも容量が足りないようで動かなかった。
レギュレータをちゃんと実装することにした。TA48033Fを使った。

あとは、RESETピンの抵抗やコンデンサーを付けたり、手動リセットのためのプッシュボタンと、書き込み時に必要なGPIO0のプッシュボタンと抵抗も取り付けている。
LEDとかmicroSDカードスロットとかスピーカーについては実装していない。
なので、この基板をIoT Expressとして使うことはできない。
普通にArduino風のESP32マイコンボードとして使うことは可能。
問題としては、Arduino IDEからの自動書き込みができないというのがある。
プッシュボタン操作をして、手動書き込みをしなくてはならない。
しかし、Arduino風基板として使う場合に上にシールドという拡張基板を重ねて合体させたりするのだが、そのときにプッシュボタンが隠れてしまうのでボタンが押せなくなってしまう。
自動書き込みの回路を追加すればよいのだが、上記のUSB-UART I/FはDTRのピンは出ているのだがRTSのピンが出てないので、実装不可能だ。
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IoT Express MarkⅡという後継のものが出ているらしいが、そちらは自動書き込みが可能だ。