電気圧力鍋を手に入れたので肉じゃがを作ってみた。
圧力鍋というのは使うのが難しい。密閉するため中身が見えないのでどのくらい食材に火が通ったのか分からないし、圧力がかかったのを空ける作業が怖い。
容器が密閉されているので汁が煮詰まって鍋を焦がすようなことがないのだが、それでも長時間加熱するのは心配だ。
電気圧力鍋というのがあり、具材を入れてタイマーをセットするだけで自動で圧力加熱調理してくれる。便利そうなので買ってみた。
siroca 電気圧力鍋 SP-A111 ホワイト[圧力/無水/蒸し/炊飯/コンパクト] (Amazon)
レシピブックが付属している。
肉じゃがを作ってみる。
調味料がちょっと面倒だが、すき焼きのたれを使うという裏技がある。
→ 迷ったらこれ!肉じゃが♪|おいしいレシピ エバラ食品
材料は、じゃがいも、にんじん、たまねぎ、牛肉(薄切り肉)、すき焼きのたれ。
まず下ごしらえをする。
肉をフライパンで加熱して火を通す。野菜は1口大に小さく切る。といってもジャガイモは1/2くらいのちょっと大きめに。
一度野菜も炒める。 (これは省いても大丈夫っぽいが)
電気圧力鍋の内鍋に炒めた具材を入れる。
すき焼きのたれと水を入れる。
電気圧力鍋の内鍋をセットして、フタを閉める。タイマーを10分にセットする。
まず加熱し、内部の水(汁)が蒸発して水蒸気になり、加圧となる。
10分後、加圧調理が終了し、保温モードになる。10分のはずだったのだが、15分くらい掛かった。
そのあと20分ほどそのまま保温状態で放置し、具材に味がしみるのを待つ。(保温といってもヒーターで温めて保温する機能ではないので、徐々に冷めていくので、そのときに味がしみる。)
フタを空けてみた。完成だ。内部の圧力は20分の放置のあいだに圧力が抜けてしまったようだ。
わりと短時間で肉じゃがが出来た。
下ごしらえをしたあとは、具材をぶちこんでタイマーをセットするだけで楽だった。
食べてみた。
じゃがいもはほくほくとして柔らかく、それでいて煮崩れることもなくちょうどいい煮え加減だ。
にんじんやたまねぎはちょっと柔らかすぎてとろけるような感じで、これはこれでよいのだろう。
味付けは、すき焼きのたれで作ったので、それっぽい味ですき焼きの風味を感じる。だがちょっと味が薄め。
もう少し濃いめのほうが自分は好きなので、次は水を少なめで作ってみる。