TUNIC (Xbox版)をクリアした。
GamePassのゲームで、特にGamePassから外れる予定はなかったのだが、プレイしてクリアした。
小さいキツネのキャラクターが主人公だ。
アクションRPGっぽいゲームなのだが、レベル上げとかはなくて パラメーターが上がるアイテムを取ったり新しい武器とかの装備で強くなっていく。
このゲームで変わっている点は、ゲーム内の文字が読めないというところだ。
(完全に読めないわけではなく、一部だけ翻訳して表示される。)
最初に木の棒を武器として手に入れるのだが装備の画面の表示もわけがわからなくて困惑する。
ゲーム内で「説明書」のページの紙切れが落ちているのを拾うと読むことができて、ゲームを進めるのに必要な情報が得られる。ただし、読めない文字で書かれた部分が多くて困る。
絵を見て類推したり、試行錯誤で操作方法は理解した。他のゲームとかとあまり変わらないので、基本部分はそんなに難しくない。
まずは最初に英雄の墓という場所で剣を手に入れる必要があるようなので取りに行った。
マップはブロック状のマインクラフトみたいな地形で、立体交差とか見えない側に通路があったりして複雑だ。
剣の場所の近くに東の鐘というのがあり、それを鳴らしたのだが、特になにも起こらない。
説明書の地図のページによると、西の鐘というのがあるらしい。
このあたりで戦闘がきつくて進めなくなってしまった。(それでしばらくプレイしないで放置してしまった。)
無敵モードがあるというのを知った。
ゲームの設定で難易度の調節というか、無敵モードというのがある。アクセシビリティというメニュー項目から設定できる。
無敵モードでゲームを進めた。
以下、ネタバレになるのだが、クリアまでの概略を書いておく。
天上の世界の古い家で盾を手に入れる。
井戸の底というダンジョンっぽい場所に入り、ランタンを手に入れる。
地下墓地という場所に入り、通り抜けると西の鐘に辿り着くので鐘を鳴らす。
2つの鐘を鳴らしたことで、天上の世界の中央にある大きな扉の封印が解ける。
扉の先には封印された神殿があり、3つの鍵を探さなくてはならない。
神殿の外で魔法のロッドを手に入れる。
3つの鍵の1つめを手にれるために、荒廃した環礁のエリアに行く。
カエル居住地で、魔法のオーブ入手。 (ロープを引っかけて移動ができるようになる)
4箇所の石像に祈る。(説明書で祈りの仕方が分かる。)
環礁の中央の4つの像が起動する、その中心の像が稼働し、ここから大図書館へワープできる。
大図書館では、司書というボスと戦闘になり、倒すと緑の鍵が手に入る。
2つめの鍵を手に入れるために採石場に向かう。
採石場で、瘴気対策のためのスカベンジャーの仮面を取る。採石場を抜けて修道院に行く。
修道院で、魔法の銃が手に入る。
修道院の奥のジグラットで。スカベンジャーの親玉というボスと戦闘になり、倒すと青の鍵が手に入る。
3つめの鍵は東の森にある。鍵を手に入れる順序は決まって無さそうなので、こちらを先に取ってもよかったようだ。
東の森に抜け穴があり、抜け穴から東の金庫室へ行く。
ボスの攻城兵器と戦闘になるので、倒す。赤の鍵が手に入る。
天上の世界の真ん中の神殿で3つの鍵を使う。なにか封印が解かれたっぽいのだが、特になにも起こらない。
黄色いワープポイントで祈りをするとワープができる。ワープの分岐の中継点を経由して他のワープポイントに行くことができる。(鍵を集めるために移動していてワープポイントを見つけることができているはずだ。)
ワープの中継点の中心のワープを使うと、剣が浮いている場所に行けるのだが、これまでは何も起きなかった。
3つの鍵を集めて封印を解いた後、ここに継承者という大きな幽霊のようなキツネが現れる。
継承者とボス戦になる。この戦闘では絶対に勝てない。無敵モードでも負けてしまう。
負けてしまったあと目が覚めると、主人公が幽霊になってしまっている。
いにしえの墓地のあたりから幽霊みたいになってスタートする。
今までの世界が崩壊してしまって、マップがあちこち通れなくなっている。
いにしえの墓地を抜けて大聖堂に行く。
大聖堂でボス戦となる。ボス連戦で6体のボスを倒す。
短距離ワープ能力が得られるアイテムを手に入れる。
マップ各地の英雄の墓を回って自分の能力(?)を集めることで、幽霊から元に戻れるらしい。
マップがちょっと崩落して進めない場所が増えてる。瘴気で塞がって通れない場所もある。
英雄の墓を回って祈りでワープして6箇所のアイテムを回収すと、幽霊状態から元に戻れる。
元に戻ったら、継承者と再戦する。(能力を全部取り戻さなくても再戦はできる。)
ここで勝利すると、ゲームオーバーとなる。
説明書のページを全部持っていないとトゥルーENDにならなくて、リトライすることになる。
継承者のところに再戦しに行く前に、説明書のページを集めるのだが、これが非常に難しい。
まずはマップ上に落ちているものを集めるのだが、それだけでは全部揃わない。
説明書43ページのヒントで、いままで開けられなかった扉を開けるコマンドが判明する。
下、右、上、左、上、右という矢印が説明書に書いてある。
これは聖なる十字架というゲームパッドの十字ボタンを使った謎解きで、この順にコマンド入力をするらしい。
1つの扉はこのコマンドで開けることができたのだが、他の場所の扉はこのコマンドで開けられない。
扉に描かれた左右対称の図案がヒントになっていて、図には曲がりくねった模様が上下左右にくねくねと左右対称に2本描かれていて、その図の曲がり方と同じように十字ボタンを押していくと他の扉をクリアできる。(左右対称のどちらのコマンドでもOK。)
最後のページである54ページ目というのが特に手に入れるのに必要な謎解きが多くて難しい。
場所は滝の裏にあるのだが、妖精の泉で魂を10個集めなければならない。
1つめの魂。
滝の裏の小部屋には扉と同じように図案があるので、聖なる十字架のコマンドを入力する。
障害物で図が何箇所か隠れてしまっていて見えないのだが、正面と横に表示されている部分を想像で組み合わせる。
あと、最後に魂を集めてからまたここに戻ってくる必要がある。
2つめの魂。
東の鐘の塔の根元に扉みたいな模様があるので、聖なる十字架コマンドを入れる。
3つめの魂。
透明な橋の下から入る洞窟風の小部屋。壁に映っている歪んだ画像から元の図を想像し、聖なるコマンド入力する。これは難しくて自分には無理だったので、これもネットで探して答えを見た。
4つめの魂。
橋の裏にある池の奥。ここも聖なる十字架。
立体の迷路があり、コマンドのヒントになっている。
5つめの魂。
封印された神殿の金色のゲートを入ったすぐ先で、通路の床に長細い模様がある。これも聖なる十字架のコマンドなのだが、普通は気がつかないと思う。
6つめの魂。
図書館のカーペットに聖なる十字架の模様がある。これも気がつかないと思う。
7つめの魂。
天上の世界の中央あたりのセーブポイントの東側すぐの場所で、花が咲いている場所にある。聖なる十字架コマンドで一筆書きするようにコマンド入力する。ふつう気がつかないと思う。
(スクリーンショットを撮り忘れた。)
8つめの魂。
島になっている場所で、上記の場所と同様に花が咲いている場所にある。聖なる十字架コマンドで一筆書きするようにコマンド入力する。
9つめの魂。
雪の山の頂上の裏から廃坑へ入ってすぐの場所に、花が咲いている場所と同じように小さい岩(?)が聖なるコマンドの配置になっている。ふつう気がつかないと思う。見えている岩で簡単に解けるかと思ったらうまく行かない。右上の半分隠れたものも含まれてるらしい。結局これも答えを見てクリアした。
10個めの魂。
踊るキツネの居る場所で、踊っている通りに入力するらしいのだが、入力してもうまく判定されない。
ネットで答えを見ると、コマンドの先頭に上、右を付けるといけるというのだが、それもうまくいかない。何度かやり直していたらなぜかクリアできてしまった。
10個の魂を集めて滝の裏に行くと、最後の54ページ目が手に入る。
54ページ目の内容は謎の言語の文字の解読法のヒントらしい。自分は解読できなかった。
しかし、これで最後ではなくて、あと、最後の最後に表紙(Cover)ページというのも手に入れる必要がある。
雪山の頂上にある開かない扉の場所だ。
この扉を開けるには説明書49ページの謎を解く必要がある。
図の一番下は、聖なる十字架コマンドの起点のようだが、その先の12とかの数字の意味が分からない。これもネットで答えを見た。
12というのは説明書の12ページを意味していて、ページに隠された図案を見つける必要がある。
(中心の55という数字は表紙とセットになってる裏表紙が55ページ目でここがゴール地点ということを意味しているらしい。)
これを全部解くと、一筆書きで中心までの一本の線ができるので、聖なる十字架コマンドでそれを入力すると、扉が開く。
表紙が手に入る。
説明書と表紙が全部揃ったので、継承者と再戦しにいくと、戦闘が回避され、クリアとなる。
トゥルーエンドだ。
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なぜ説明書で戦闘が回避されるのだろうか?
古代超文明の力で不死の力を継承したのが、主人公キツネの母親(=継承者)で、説明書にヒントの手書き文字を書き残したのもこの母親なのではないだろうか、と思った。(あるいは継承者の中の先祖の人格部分か。)
冒険の集大成である完成した説明書を見て感動して、継承者は人の心(キツネの心)を取り戻したと。