起こっている現象としては、昔IconiaTab W500へのWindows10のインストールで失敗したときのように、Windows10のインストールに使うインストーラーのエディションが間違っているときの現象と似ていると思った。
自分の中華Windows 8.1タブレットのOSは、Windows 8.1 Single Language with Bingの32bit版となっている。
どうやったらWindows10のインストーラーのSingle Languageに対応したものを用意できるのだろうか?
MediaCreationToolでいろいろと試行錯誤してみた。
インストールメディアを作るときに、最初に3つの選択式のメニューで「日本語」「Windows10」「32bit(x86)」という表示になっているので、1つめをEnglish(US)に変更すると、2つめの選択肢でSingleLanguageが出てくる。
この設定でインストーラーをmicroSDカード上に作成した。(isoファイルは作らなかった)
中華タブレットのWindows8.1でmicroSDカードのsetup.exeを実行してインストールを開始する。
英語で表示が出てくるが、気にせず続ける。
既存のディスク内容を引き継ぐか聞いてくるが、自分の場合はクリーンインストールにしたかったので、消してしまう設定にした。
容量について警告の表示が出る。
c:ドライブの容量が足らないので、microSDカードドライブを作業用に指定する。
縦画面でインストールの続きが実行されてる。
何度かブラックアウトしたような状態になって不安だったが、無事インストールができたようだ。
ローカルアカウント設定で、ローカルアカウントを設定した。ユーザー名だけ入力し、パスワードは空欄にした。
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コントロールパネルとかを調べたり、幾つか設定を弄ってみる。
OSは、Windows 10 Home Single Languageの32bit版になった。
c:ドライブの容量は、隠しパーティションが削除されて10GBから14GBに容量が増えた。空き容量は5GBくらいだ。
デバイスマネージャーをチェックする。特に「!」マークのついた機器は無いので大丈夫そうだ。
加速度センサーで画面が縦横自動に切り替わらない。センサーはあるし、ドライバもあるのに。とりあえず手動で横画面に設定した。
ネットワークについて、なぜかAirPlaneモードになっていてネットワークに繋がらない状態で起動している。
解除すると、初期設定時に使ったWiFiに自動で接続された。
解除して数分したらおもむろに言語パックのダウンロードがされたようだ。
しかし特に自動で日本語にはならない。
コントロールパネルで言語設定をいじってるけど、どうやら日本語表示にはできないっぽい。
Single LanguageエディションのWindows10は、日本語表示ができないものらしい。
・Windows10で表示言語が変更できない (Windowsの表示言語を変更できない) – マイクロソフト コミュニティ
・Windows 10:日本語版を別の言語表記にする 世の中は不思議なことだらけ
なぜか、OSをWindows10にする前のWindows8.1 Single Language with Bingでは日本語表示ができていた。
Windows8.1ではOkだったのが、Windows10で禁止になったのだろうか??