PS Moveコントローラーの昔の物がバッテリーの寿命なので交換する

PS Moveコントローラーの昔の物がバッテリーの寿命なので交換する。
PS3の時代の初期ロット品でかなり放置していて過放電してしまってもう充電できないようだ。

このバッテリーが交換改造に使えるらしい。
注文してみた。

18500 【1本】 充電式 リチャージブル リチウム電池 3.7V リチウム イオンバッテリー 過充電、 過放電を防ぐ保護回路付き(Amazon)

PSVRでPS Moveコントローラーを2本使う場合の2本目として使うのだったら、1本目から外部給電してもいいのではないかとも思った。(Wiiリモコンのヌンチャクみたいに線で繋げての使い方になる)
PS Moveコントローラーの下部のコネクタ部分でEXTというのが、おそらく外部に補助コントローラーを繋いだりするためのコネクタだと思われる。
ここから電源を取り出したいのだけど、このコネクタの部品とかケーブルって手に入るのだろうか?
ちょっと探してみているのだけど、見つかりそうに無い。

ヌンチャク風の外部給電改造はあきらめて、普通にバッテリー交換を試してみる。

(PS Moveの分解は、昔やったことがある。参考まで。
PLAYSTATION3用PS-Moveを調べてみる )


追記
交換してみた。

分解してバッテリーを取り出す。
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交換用のバッテリー(全体が青いやつ)は、元の場所の黒い樹脂の四角い枠の部分にちょうどほぼぴったりとセットできる。
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ただし、配線をしてやらなくてはならない。

交換前に入っていた古いバッテリーの皮を剥く。
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基板の近くで赤と黒の電線をカットする。
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電線の被覆を少し剥いて電極に当てて、梱包テープで固定する。まずはプラスの電極側。
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マイナスの電極側も同様にするのだけど、電線が短いので継ぎ足す。
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黒い樹脂の四角い枠の部分に新しいバッテリーをセットする。
このとき貼り付けた電線がバッテリーの電極に押し当てられるように、樹脂の枠の隙間の部分に梱包テープを重ね貼りして調節した。1枚か2枚くらいでちょうど良いようだ。
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電池をセットした状態で、まだPS Moveの基板にバッテリーコネクタを接続せず、テスターを使ってコネクタ部分の電圧をチェックする。3.6Vとか3.7Vくらい出ていればOK。
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バッテリーコネクタをPS Moveの基板に接続して、組み立てる。
PSボタンで電源を入れて、無事動作するのを確認。
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半田付けをしなくてちょっと雑な工作だ。
接触不良が起きたら、また分解して直せばいいだけなので、気にしない。


追記

バッテリーを交換したPS Moveを充電器で充電したのだが、充電器の充電中LED表示がずっと充電中のままになってしまう。
1日充電したので充電量が多分いっぱいになっただろうと、充電量をPS4で表示させると半分以下という表示になってしまう。
純正のバッテリーと特性が違うためだろう。
とりあえず、実用上は問題は無さそうなので、気にしないでおく。


リチウム電池で思い出したが、前に退職する前の会社で同僚が無謀にもコイン形のリチウム充電池に電線を半田付けしていて、加熱のせいで電池が破裂して燃えてしまったというヒヤリ(?)な事例があった。
別の同僚が前にニッケル水素電池で組電池を作るのに電極をスポット溶接しているのを自分は知っていたので、その話を聞くように忠告をしたのだけどなあ。

個人だとそういった電極のスポット溶接はできないので、電池ケースみたいなもので電極を押し当てて接触のみで電池から配線を取り出さないといけない。
今回のPS Moveの場合、電池ケースは入らないが黒い樹脂の枠がその代用に使える。
ちゃんと工作するなら、100円ショップで何か電池をセットする100円の機器をテキトーに買ってきて分解して電極板の部品を手に入れて流用して、樹脂の枠部分に貼り付けて電池ボックス化する改造をするのがよさそうだ。




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