PHILIPSヌードルメーカーで生そうめんを作ってみた。
そうめんは、普通は乾麺で売っているのだが、乾燥させない生麺の状態の生そうめんというのも稀に売っていたりする。何度かスーパーで売っているのを見かけて買ったことがあった。
ヌードルメーカーを使えば家で生そうめんが作れるかなと思い、実際に試してみた。
材料は、うどんと一緒で中力粉を使えばいいらしい。
デイリーポータルの記事などを参考にした。
→ 生そうめんが美味い – デイリーポータルZ:@nifty
→ 手延べそうめんの作り方(男の趣肴HP)
手延べの場合は太さが1.7mm未満なら「そうめん」(あるいは「ひやむぎ」のどちらを名乗ってもよい)となる。
機械製麺の場合は、太さが1.3mm未満は「そうめん」、それ以上で1.7mm未満が「ひやむぎ」となる。
太さが1.7mmよりも太いと「うどん」となる。
ヌードルメーカーには1.3mmの細麺用の製麺アタッチメントが別売りで売っているので、これを使えばそうめんを作ることができる。
実際に製麺してみた。
材料の分量は、うどんと同じで中力粉250g、水90cc、塩2gで作ったら柔らかすぎて失敗してしまった。
中力粉250g、水80cc、塩2gで良い感じのそうめんができた。
茹でて食べてみた。
乾麺のそうめんに比べて少しコシが強いような気がする。味は普通にそうめんだった。
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そばの場合、更級のそばで柚子の果汁を練り込んで打った「ゆずきりそば」というのがある。
同じように生そうめんに柚子の果汁を練り込んで「ゆずきりそうめん」が作れないだろうか。
ついでに試してみることにした。
(後日、追記 – 柚子切りは柚子の皮をすり下ろしたものを入れるのだそうだ。間違えていたようだ。)
近所のスーパーで柚子が売り切れていたので、代わりにすだちを買ってきた。
すだち入りそうめんを作ってみる。
先程と同じ90ccの水から、果汁の分の水を目分量で減らして、果汁を水に混ぜて製麺した。
茹でて食べてみた。
すだちを入れなかった普通の生そうめんに比べて、麺が少し透き通った感じの透明感がある。
味はあまりはっきりとすだちの味や香りはしない。つるつるとあまり噛まずに食べてしまうから余計分かりにくい。
意識してよく噛んで食べると、後味にほんのり柑橘系の香りがするような感じだ。
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他にもいろいろと混ぜた変わりそうめんが作れそうな気がする。
抹茶を入れて、茶そばみたいな茶そうめんを作るとか。
梅肉のペーストを入れて、梅そうめんとか。
ラー油そうめんという食べ方が最近流行っているようなので、最初からラー油を入れたそうめんを作るというのはどうだろうか? などと思った。
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チョコレート味のチョコレートそうめんを作るのを試してみた。
水の代わりにチョコレートシロップを入れて製麺する。
しかし、しっかりと混ざらない。
手で少し混ぜてやる。
麺生地というよりクッキー生地みたいになってしまった。
茹でてみたが、麺どうしがくっついてしまった。
茹でると短く切れてしまった。塩を入れなかったので、コシが出なかったからだろうか。
チョコレートシロップを掛けて食べてみた。
味は、大分の「やせうま」の黒蜜をチョコに変えたみたいな感じだろうか。
小麦粉ベースの団子っぽい生地を細長い形状にして、甘い蜜を掛けて食べる料理は他にあまりないので例えがうまく伝わらないかも。
フードドライヤーで乾燥させて乾麺にして、ノンフライヤーで200℃くらいで焼いてみた。
チョコレート味のクッキーっぽくなった。べーキングパウダーとか入っていないので、固いし、サクサク感がない。ぽりぽりと食べる感じ。
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混ぜ物をしない普通の生そうめんを乾燥させて、乾麺のそうめんを作るのを試してみた。
フードドライヤーで8時間くらい乾燥させてみた。
乾燥させた自作のそうめんを茹でてみたのだけど、短くぶちぶちと切れてしまった。
乾麺のそうめんを作るのは意外と難しいようだ。