TKGY(たまごかけごはん焼き)を作ってみた。
鶴来に出掛けたとき、ご当地B級グルメのTKGYというのを食べたのだけど、その真似をして自分でも作ってみた。
卵かけご飯を”TKG”(てぃーけーじー)と書いたりするらしい。ローマ字表記のTamago Kake Gohanの頭文字のTとKとGでTKGということらしい。
そして、そのTKGを焼く料理が、TKG焼き(TKG Yaki)なのでTKGYとなる。
鶴来でいくつかの店が独自にアレンジしたTKGYを出しているそうだ。
→ まるでお好み焼き! 石川県では卵かけご飯がとんでもない姿になっている マイナビニュース
しかし、今回鶴来に出掛けたときにはTKGYを出している店はだいぶ少なくなっていた。
TKGYは、鶴来のご当地の専売というほど特に変わった料理でもないので、昔から卵かけご飯を焼いてみるという試みは存在しているようだ。
クックパッドにそれっぽいレシピがいろいろと見つかる。
→ 焼かなきゃダメ!焼き卵かけ御飯 by 星くずうぃっちまゆゆ 【クックパッド】
→ 豪華卵かけご飯焼き by かっちゅん✨ 【クックパッド】
→ 簡単朝食☆残りご飯で玉子チーズ焼き! by my1225 【クックパッド】
見た目はお好み焼きに近い感じに見えるのだが、お好み焼きほどしっかりは固まらない。
類似のレシピで卵ご飯お焼きというのも見つかるのだが、ちょっとTKGYとは異なるようだ。
材料としては、基本的には卵とご飯とダシ醤油なので、混ぜて焼くとチャーハンのような味になる。
というか、卵とご飯をあらかじめ混ぜてから作るタイプのチャーハンそのものなので、パラパラになるまで炒めればチャーハンになる。
昔、卵かけご飯を炒めてみたらまったく新しい料理ができるんじゃ…?と突然ひらめいてやってみたらチャーハンになったときが自分はひとよりも頭が悪いことに気づけたときでした。
— シモダ テツヤ (@shimoda4md) 2017年9月10日
自分でも、作ってみた。
究極のTKGという、白身をあらかじめツノが立つまで泡立ててから黄身とダシ醤油を混ぜてご飯に掛けるという、ちょっと変わった卵かけご飯の作り方がある。
それを応用して、究極のTKGを焼くというやりかたで作ってみることにした。
つい普通に卵かけご飯として1膳食べてしまった。
追加で材料を用意して、フライパンで焼いてみた。ちょっとひっくり返すのが難しい。
表面をちょっとカリっとした感じに焼いて、中身は白身を泡立てたおかげでふんわりと軽い口当たりにできた。具は無しなのでプレーンなTKGYだ。
トッピングはマヨネーズときざみ海苔を掛けた。
味は、やはりチャーハンというか焼きめしっぽい。
具としては、何を入れるのが良いのだろうか?
鶴来で食べた店では、長いも、納豆、牛すじ、カレーというバリエーションがあった。
あとトッピングでマヨネーズ、食べるラー油、あんかけというのがあった。
ネットで見かけるレシピだと、キムチを入れてキムチチャーハン風というのがあったり、ベーコンやチーズ、ケチャップを入れて洋風にするようのもあるようだ。
洋風TKGYというのは、ご飯を具に入れたオムレツなので、オムライスの一種なのだと思った。
普通のオムライスは、ケチャップ風味のチキンライスと、オムレツを別々に作って上に乗せるという料理だ。
あらかじめ卵とご飯を混ぜてから作っても同様な味のものができると思う。
オムレツ風にするならば卵を多めに使ったらよいだろうか。
表面はカリカリに近い感じによく焼いて焼きめし風にするのだけど、中身を半熟のオムライス風にするというのを同時に満たして焼くのはちょっと難しい。