鉄板の代わりに耐熱ガラスを使って焼肉ができるか試してみた

鉄板の代わりに耐熱ガラスを使って焼肉ができるか試してみた。

鉄板の代わりに透明な水晶の板を使っている焼肉店があるらしい。
溶岩プレートや石を使って焼肉をするのと似たようなものなので、鉄板のように高温で焼くのではなく遠赤外線でじんわりと焼く焼き方になるのではないかと思う。

試してみたいのだが、焼肉用の水晶板というのはかなり値段が高いので、代わりに耐熱ガラスで焼肉というのを試してみることにした。

耐熱ガラスの板を売っている店を探したのだが見つからない。通販で耐熱ガラスの皿とかを探して買うことにした。
グラタン用として耐熱ガラスの皿が売っているのを見つけて、四角いものを1つと丸いものを1つ購入した。

まずは四角い耐熱ガラス皿でハンバーグを焼いてみた。

アウトドア用のガスバーナーで焼く。

この耐熱ガラス皿は、直火はNGとなっている。オーブンで高温で焼くのはOKということなので、直接ガスバーナーの炎を当てないように小さいステンレス板をガラス容器の下にセットして、ステンレス板からの赤外線でガラス容器を加熱することにした。こういう板をバーナーパッドと呼ぶらしい。

ステンレス板を余熱し、ガラス容器側は余熱をせずいきなり焼き始めた。

表面を焼き固めてないから、肉汁がハンバーグから大量に溢れてきてしまっている。

片側がだいぶ焼けて色が変わってきたので、ひっくり返して、もう片側を焼く。

だいぶ焼けてきたので、仕上げにチーズとケチャップとパセリを上に乗せて焼く。

焼き上がる頃にはハンバーグが半分以上が浸ってしまうくらい大量に肉汁が流れ出てしまった。油で煮て煮込みハンバーグを作っているような感じになってしまった。

焼くのにだいぶ時間がかかったが、ガラス容器で焼いたハンバーグが完成した。

中までちゃんと焼けている。煮込みハンバーグみたいに柔らかくなっておらず、適度に弾力があり、美味しい。

ハンバーグは焼くことができたので、次は焼肉を試してみる。
今度は、丸い耐熱ガラス皿を使ってみる。

上記のハンバーグの場合と同様に小さいステンレスの板を間にセットして加熱する。

カルビ肉を焼いてみる。

焼いていると肉から油が出てくる。

片側に火が通ってきたので、裏返して焼く。

両面が焼けたので、食べてみた。柔らかくジューシーな焼き上がりだ。

鉄板と違って焦げ付かないので、連続でいくらでも焼くことができそうだ。

耐熱ガラス皿で焼肉もうまくいったようだ。


余談

バーナーパッドの代わりに、石綿金網みたいなものをガラス容器の下に敷いてもいいみたいだが、石綿を使ったものはもう手に入らない。
その代わりに現在ではセラミックを使ったセラミック付き金網というのが売っている。

今度、試しに使ってみようと思う。




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