退職後の初めての確定申告

去年(2014年)退職したので、今年は自分で税金の確定申告をしなくてはならない。
初めてなので、色々と調べている。

基本的には、
(1)去年の給料から源泉徴収という形で引かれた分の税金の額と、
(2)保険料とか医療費などの控除される分の額と、
それぞれの証明書や領収書を用意して、集計したまとめを所定の書類に書けばよいらしい。
国税庁webでやると楽なのだそうだ。

(1)源泉徴収について

(1-a)給料について
去年2月末に退職したので1月分と2月分の給料を貰っている。
あと、最後に賞与も貰っている。
これらの合計額と税金額が書かれた源泉徴収票という書類を退職した会社から貰った。

(1-b)退職金について
退職金を貰った分についても税金が源泉徴収されている。
一定の額まで非課税なのだけど自分の場合には非課税枠を超えてしまった。
早期退職なので満額に比べるとかなり少なかったが、それでも一応非課税枠を超えた。
非課税枠を超えた分のみが課税されるのだが、税金額は少なかった。
分離課税なので確定申告しなくてもいいらしい。(税理士にそう言われた)

(1-c)その他の収入
株とかで20万円以上の売却益の収入があると確定申告をしなくてはならない。
退職後に証券会社に口座を作って売買を始めたのだけど、書類とかどうするのか調べ中。

あと、失業給付(失業保険)も貰ったが、確定申告の対象ではないので手続き不要だ。

(2)控除について

(2-a)生命保険について
生命保険の掛け金が一定額まで控除される。
保険会社から書類が郵送されている。

(2-b)医療費について
いろいろと医者に掛かっているので、出費が多い。
10万円を超えている場合には、合計額から10万円を引いた額が控除される。
例えば医療費で15万円を使った場合には、5万円が税金の控除額になる。
領収書が山のようにあるので集計が大変。
集計結果は医療費明細書という書類に記入するのだそうだ。
医療費明細書などの書式は国税庁webからダウンロードできる

(2-c)ふるさと納税について
ふるさと納税というのを試してみた。
ふるさと納税には確定申告が必要だ。
どのみち今回は確定申告が必要なのでこの制度を試してみることにした。
計算がかなりややこしいみたいで、説明を読んでもよく分からない。
去年一度税務署に行って説明を頼んだのだけど、要領を得なくてさっぱり分からなかった。

(3)不動産の損失の損益通算
退職後しばらくしてマンション1戸を貸し出すというプチ大家を始めた。
この大家の事業の収入があれば申告しなくてはならないが、去年は借り手が付かず、またリフォーム代の出費した分が多く、かなりの赤字だ。
青色申告すれば次の年以降に赤字を繰り越しして先送りすることができ、今年以後に収入があった場合に繰り越した赤字と相殺して次の税金を節約することができる。
しかし、それだけではなく、不動産の赤字は今年の退職金と損益の通算をすることが可能なようだ。だとすると今年の税金の軽減も可能ということになる。
退職した年の退職所得と、同じ年の不動産の赤字分を合わせて通算して計算することで、税金を安くすることができ、源泉徴収された税金からいくらか戻ってくるらしい。
【確定申告】退職金で還付申告?
リフォーム工事代全部を今年一括で赤字として計上できるわけではないので、注意が必要だ。
不動産の減価償却とか計算がとても難しい。
頑張って計算して、帳簿もこれから作成する。
新年早々やっと借り手が付きそうなので、何年かで赤字分を回収できるといいが。

今回の確定申告で一番面倒なのが不動産関係だ。

あとで不動産関係の計算については結果をこのblogでまとめて書く予定。


追記
続きを書いた。
プチ大家を始めて最初の青色申告




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