三重県の尾鷲市海洋深層水総合交流施設アクアステーションに行ってきた (南紀紀行 その11)

三重県の尾鷲市海洋深層水総合交流施設アクアステーションに行ってきた。
(水族館に行ったメモ:シリーズ その180)

三重県の尾鷲にある海洋深層水施設だ。海洋深層水の供給施設と、展示館を兼ねた交流施設となっている。
深層水を取得するときに紛れ込んだ深層の海の生き物をときどき水槽展示しているらしい。

名古屋から青春18きっぷを使って ほぼ日帰りの旅行で行ってきた。
普通に日帰りは可能なのだが、駅からこの施設は遠いのでだいぶ歩かないといけない。猛暑の時期なので、せめて気温の低い早めの時間に歩いていくために、前日の夜遅くに松阪(松ヶ崎駅)まで行って早朝の始発を待って出かけた。

しかし、始発で行くつもりがうっかり乗り遅れてしまった。
約1時間後の次の電車で行く。.

松阪駅まで行き、JRに乗り換えて青春18きっぷで賀田駅(かたえき)まで乗車する。
始発の1本あとの電車も、まだ早朝の電車なので乗り継ぎなしの直通で行くことができる。

9時25分ごろ、賀田駅に到着。日が少し高く昇っていてちょっと気温が高い。(始発で来ていたら7時58分に到着予定だったのだが。)

徒歩でアクアステーションに向かう。

駅の近くの川に架かった橋を渡って、河口沿いに海に行き、そのまま尾鷲湾の沿岸を歩く。

徒歩40分くらいでアクアステーションの付近に到着。
コミュニティバスの東古江というバス停がある。

海岸側には屋根のある作業場のような建物がある。漁港関係の施設だろうか。

海岸沿いの道路を挟んで反対側に駐車場や水槽のある施設があり、さらに道を進むとアクアステーションが見えてくる。ちょっと新しめの建物だ。

入口まで行く。

入口から右側の蛇口のある小さな建物は、海洋深層水の供給施設のようだ。

アクアステーションの交流施設を見学する。

入口を入ると、最初に受付と休憩所と水槽展示がある。

受付横の自販機で、海洋深層水のチケットを購入できる。

海洋深層水の試飲もできる。

水槽展示。

海洋深層水を使っている。

海洋深層水の取水口に紛れ込んだ生き物の水槽なのかと思ったら、違うようだ。
隣にある施設で三重県尾鷲栽培漁業センターから魚をもらって展示しているらしい。

水槽の底にグソクムシっぽい生き物がいたので、これが紛れ込んだ生物なのだろう。

水槽には特に魚とか生き物の名前の表示は無いので、全部で何種類の魚が居るのかはよくわからなかった。

水槽の近くのポスター展示。いろいろと紛れ込んだ生き物を紹介している。

中庭部分にタッチングプールがある。

イベントのときだけ魚や生き物が放流されるみたいだ。

展示スペースも見学する。

ホールと作業スペース、イベント用らしい。

調理関係のイベントが多いのだろう。

一通り見学した。

隣にある栽培漁業センターは特に見学とかはやってなさそうだ。

すぐ近くの山側に、小学校跡を利用した塩工場がある。しお学舎という名前らしい。土日は休みだそうだ。

しお学舎前というバス停がある。このバス停がアクアステーションに一番近いバス停だ。

ちなみに、賀田駅の駅前にあったバス停の時刻表とかは、こんな感じだった。

松阪駅を始発で出発していたら、駅から9時8分のバスに乗って楽にアクアステーションに来れたのに。
ただし、初見でこの路線図を見てもアクアステーションに行くのに東古江か しお学舎前まで乗車すればよいというのには気が付かなかっただろう。

アクアステーションからの帰りなのだが、9時台のバスのあとは13時30分頃の三木里駅方面のバスか、あるいは14時頃の賀田駅方面のバスとなり、ちょっと時間が空いてしまう。

結局、賀田駅まで歩いて帰った。

11時頃で、かなり暑かった。コミュニティ放送で熱中症の警告が放送されていた。

そんなこともあろうかと、朝一番に松ヶ崎駅で電車に乗る前の時点で、コンビニに寄って、水と氷を買っておいた。

徒歩40分くらいで無事に賀田駅に着いた。

昼12時頃の電車に乗車する。名古屋に帰るにはちょっと早い。

尾鷲駅まで乗車し、マンボウを食べていこうと思って、途中下車した。

駅からわりと近い鬼瓦という店にマンボウのメニューがあるらしい。

あとほかにマンボウを出している店でロリエというレストランもあるらしいのだが、日曜は定休日だ。

鬼瓦で食事をした。残念ながらマンボウは入荷なしだった。

アジフライとシイラ西京焼きとチャンジャを注文して食べた。

尾鷲駅からの帰りの電車のダイヤが本数が少なくて次の電車までの待ち時間が多かったり、途中の紀伊長島駅で待ち時間が72分もあったりして大変だった。

紀伊長島駅で途中下車してマンボウを食べに行くということも可能だったのだが、既に炎天下にだいぶ歩いて疲れてしまっていたので、とてもそんな元気が残ってなかった。

普通に電車を乗り継いで名古屋に帰った。

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