バナナの揚げ物を作ってみた。ピサンゴレンというらしい。
最近banana王国という店でピサンゴレンが乗ったカレーを食べたのだが、昔食べたものは違っていた。
昔、シンガポールに旅行したときにバナナの天ぷらのような料理を食べたのを思い出した。見た目は細長いイカの天ぷらみたいな感じだった。日本の天ぷらみたいな料理なのかと思って食べたら中身がバナナだったので驚いたものだった。しかも甘くないバナナの揚げ物だった。そのときの揚げ物の衣は天ぷらっぽかったので、小麦粉の衣だったと思う。
いろいろ衣を変えて揚げて試してみた。
まず、白玉粉。米粉に近い粉だ。
衣を付けたというよりは、バナナの表面のそのままの湿り気の上に白玉粉を付けただけなので、衣が厚くない。
衣が薄いので火が通りやすく短時間でからっと揚がった。
しかし、前に食べたものはもっと衣が厚かったと思う。
次に、天ぷら粉を試してみた。米粉入りでサクサクな感じに揚がるというものだ。
衣は少し厚くできたのだが、ちょっと違う感じ。
あと、ホットケーキミックスを衣に使うのも試してみた。
衣はだいぶ厚くなったが、逆に完成からは遠ざかってしまった感じだ。
衣を厚くすると、揚げるための時間が長くなり、中のバナナが柔らかくなってしまう。
スイーツとして食べるにはこれはこれで美味しく食べられるのだけど。
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高温で短時間で揚げるのがコツらしい。
また試してみようと思う。