球速測定用ボール「速球王子」を分解して、中身を調べてみた

球速測定用ボール「速球王子」を分解して、中身を調べてみた。
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皮を剥くと中身が見える。

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コルクのような材料の球をくり抜く形でプラスチックの筐体がはめ込まれている。

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プラスチックの筐体の下の蓋を外すと、圧電素子が出てくる。
捕球時の衝撃を検知するためのセンサーとして使っているのではないかと思われる。

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さらに分解すると、基板が出てくる。

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基板のこちらの面はトランジスタやダイオードや抵抗、コンデンサなどの基本部品のみ載っている。

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基板の反対側はIC(マイコン?)と液晶とプッシュボタン用パターンになっている。

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球のまわりに銅箔が2つ巻き付けるように貼り付けてある。
基板から2本の電線が出ていて、その銅箔に繋がっている。

この2つの銅箔の電極を使って静電容量を測ることでタッチセンサーとして球を握っているかどうかを判定しているのではないかと思われる。

加速度センサーは使われてなかった。

投げるときに静電容量で球が手から離れた瞬間を検知し、次にキャッチャーが捕球するときの衝撃を圧電素子で検知し、その間の経過時間を使って球速をマイコンで計算しているのではないかと思われる。




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