和歌山の日本一貧乏な水族館(すさみ海立エビとカニの水族館)に行ってきた。
デイリーポータルZの記事で知って、ちょっと(名古屋から)日帰り旅行で行ってみることにした。
→ 日本一貧乏な水族館 – デイリーポータルZ:@nifty
→ 日本一貧乏な水族館!? アイデア館長奮闘記
まず、JRで名古屋から特急電車の南紀1号に乗って紀伊勝浦まで乗った。(8:05~11:56)
JR乗車券と特急券+座席指定券で乗った。青春18切符は使えない。普通電車で行くと、到着が夜になってしまう。
途中、三重県の伊勢鉄道区間を通った。(この区間のことは先週 伊勢神宮に行ったときに知った)
紀伊勝浦からは青春18切符で江住という駅まで乗車する。(11:59~13:06)
ふつうに田舎な感じの無人駅だ。電車は2時間に1本。
下車して、徒歩で水族館に向かった。途中案内の看板などはなく、ちょっと不安な感じだった。
駅から出て海岸沿いに西の方角に向かって大きな道路の脇を歩いて行く。
最初の上り坂の途中で右側の脇道に入るとカーブ部分で少しショートカットできるようだ。
10分ほど歩いた上り坂のてっぺんに食堂があった。他にコンビニなどの商店は無いので食事をするのはここしか無い。帰りに時間が合ったら寄る。
下り坂の大きな道路の脇を歩いて行くと歩道が無くなり、それ以上は大きな道路沿いには行けなくなる。
この道路は工事用の大きなダンプカーがたくさん走っていたので無理矢理行くのは無理そう。
大きな道路脇の小さな道を降りて行くと、海の脇の堤防沿いの道に出る。
ずっとひたすら堤防沿いに歩いて行き、目的地の近くで堤防から上に登っていく道に曲がっていく。(目印はお地蔵さん)
登り切ると、水族館(+公園)の入り口に出る。(入り口すぐに案内地図があるが水族館は出ていない。レストランと書いてあるところが水族館になっている)
入り口から少し歩くと駐車場があり、その脇に今回の目的の水族館がある。駅から徒歩で40分くらい掛かった。
料金は300円。
中に入る。
料金箱に料金を入れる。無人なようだ。
建物の中はあまり大きくなく、さくさく見て歩くと5分も掛からずに全部見て回れるくらいだ。
冷たい熱帯魚という映画に小さな熱帯魚屋が出てくるのだけど、あれよりも水槽が少ない感じ。
見どころとしては、話題のダイオウグソクムシとか、いいのかもしれない。
ひととおり見学した。
帰り道で食堂に立ち寄って遅めの昼食を取った。
イノブタのクッパを食べた。
帰りは、大阪方面に出て、紀伊半島を一周して名古屋に戻る。
まずは、江住駅から周参見(すさみ)駅までJRに乗る。(14:56~15:13)
周参見駅で特急くろしお号に乗るのだけど、時間がだいぶあるので駅周辺で時間をつぶした。
駅にカツオ漁の写真とか展示してあった。(あとエビカニ水族館の出張展示も。)
新大阪に18:52に到着し、また青春18切符で名古屋まで乗って、名古屋到着は22:11だった。
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余談
ここの水族館の前身で、1990年代に見老津駅のそばに小さいエビカニ水族館があったそうだ。
→ 昭和レトロな見老津駅、90年代にあったミニ水族館はもう無かった 和歌山県すさみ町 関西の昭和レトロ探索とバブル時代の回顧
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追記
2015年9月13日に、すさみ町立エビとカニ水族館としてリニューアルオープンしたそうだ。町立になったのね。
→ 9月13日、エビとカニの水族館がリニューアルオープンしました!
→ エビとカニの展示数は世界一!(多分) 日本一貧乏な水族館と言われた「エビとカニの水族館」は今どうなってる?
場所は、移転して広くなり、駅から大分近くなった。
→ Googleマップ