Windows PCでPythonを使うには、どのようにするのがよいのだろうか?という話の続き。
Windows10のWindows Subsystem for Linuxが出る前は、Windows上でUNIXコマンドを動かすにはCygwinが定番の1つで、自分も使っていた。
Cygwinにはpythonも含まれているので、そのまま動かすことが可能だ。
ただし、python上でいろいろ動かそうとするとちょっと大変らしい。
安定しているとは言えないみたいだ。
→ cygwinでpython・pip・numpy・matplotlib – Bluepostech
試していないが、互換性とか厳しそうなのでTensorFlowはCygwinのpythonでは動かないだろう。
Cygwinはお薦めできる選択肢では無い感じ。
あと、Cygwinと同様に、WindowsでUNIXコマンドを動かす方法でMinGWというのがある。
しかし、MinGWにはGCCと最低限のコマンドしか無いので、pythonが提供されていない。
Windows版のpythonを入れて使うためのシェル環境として使うならよさそうだ。
Git for Windowsをインストールすると、MinGWのbashというシェルが使えるので、これを代わりに使っている人も居たりする。
→ Windowsにpython3とJupyter Notebook(旧 ipython notebook)をインストールする – Qiita
MinGWを使う場合、使えるのはCUI環境に限られてしまうかと思ったらJupyter Notebookとかも動かせるのね。matplotlibでグラフを書かせたりもできそう。
Windows版PythonでTensorFlowが動かせないのが惜しい。
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余談だが、昔、BSD UNIXのバイナリをWindows上で動かすためのBSD on Windowsというのを使っていたことがある。
pythonとかは無かったと思う。
あと、GnuWin32とかいうのもちょっとだけ試したことがある。これもpythonとかは無かったと思う。