10年前のNOPOPO電池の見た目が駄目っぽいのだけど、使えるのだろうか。
NOPOPO電池という「水を入れて使う電池」がある。10年くらい前に発売された商品で、10年保管できるというのが特徴だ。(最近売っているものは20年らしい)
→ 【家電製品ミニレビュー】日本協能電子「水電池 NOPOPO」 – 家電 Watch
自分も10年前の2007年に出たばかりのものを購入して仕舞っていたのだけど、使う機会が無く忘れかけていた。
最近、部屋の片付けをしていて発掘された。
未開封だったのだけど、NOPOPO電池の表面がデコボコになっている!
パッケージの裏側に製造年月が書いてあるのだが、2007年8月の製造だ。
パッケージをあけて、取り出した。
すごくデコボコになっている。
付属のスポイトで水道水を注いで、使ってみた。
使用法には、プラス側電極のシールをはがして水を入れるように書いてあるのだが、そんなシールは無かった。
スポイトをプラス電極に空いている細い穴に押し込むと、穴の奥の方の何か封を破るような感触があった。
水の量はどれくらい入れたらよいのか分からない。スポイトの水を全部入れようとすると穴から逆流して溢れてきてしまう。
水を入れた後、1~2分でNOPOPO電池が化学反応であたたかくなるというのだが、あまり熱を感じない。
とりあえずテスターで電圧が出ているか調べてみた。
1本は、1.7Vくらいの電圧が出ていた。
もう1本は、1.45Vくらいの電圧が出ていた。
ちゃんと電圧が出ていて、電池として機能しているようだ。
ただし、NOPOPO電池の表面がデコボコになっているため、普通の単四電池の機器に入らない。
もともと大電流を取り出すだけの能力が無い電池なので、あまり電力の消費の大きい機器には使えない。
非常用のラジオとセットで売られていたりする。
こちらは最近買ったのだが、NOPOPO電池が個々にちゃんとシュリンクラップで封されている。