電気圧力鍋でカレーを作ったのだが、失敗してお腹を壊した

電気圧力鍋でカレーを作ったのだが、失敗してお腹を壊した。

最近、電気圧力鍋でカレーを作るのをいろいろと試していた。
電気圧力鍋で、まるごと・ザ・カレーを作ってみた
電気圧力鍋で無水カレーを作ってみた

そんなある日、余っている材料で、タマネギを多く入れたカレーを作った。

材料は、タマネギの大きめのを3つ、豚肉の塊を冷凍保存していたもの、市販のカレールウを使った。

夜に作って、そのときにちょっと味見程度に少量のご飯とお玉一杯分を食べたのだが、そのときは問題なかった。

朝まで放置して、朝一食分を食べた。ご飯とカレーを皿に取って電子レンジで温めて食べた。その後、ちょっと胃が重く感じ、なんだか胃の調子が悪いのかなあとか思った。

さらに昼近くまで放置して、昼にも一食分を食べた。

残りは圧力鍋から別の容器に移して冷蔵庫で保存した。本当はもっと早く冷まして冷蔵庫で保存すべきだったのだが、寒い時期なので油断していた。

昼過ぎに胃の調子が悪化して、腹痛がしてきた。調子が悪いので横になっていたのだが、さらに吐き気がしてきたので、吐いた。

少し下痢気味な感じになったのだが、そこまで酷い下痢ではなかった。

吐き気がおさまらず、3回ほど吐いた。

夜中には吐き気がおさまったので、プロテインバーの小さめのやつを1個食べた。

翌朝にはほぼ回復して、卵とご飯で雑炊を作って食べた。

冷蔵庫に保存していたカレーの残りは廃棄した。


カレーは食中毒の原因になりやすいので注意が必要なようだ。

最初はタマネギの食べ過ぎによる腹痛を疑ったのだが、今回は違うようだ。
玉ねぎを食べて腹痛が。。原因は食べ過ぎ?玉ねぎの適量は? お役立ち!季節の耳より情報局
タマネギに含まれるアリシンという物質が腹痛の原因になるらしいのだが、加熱すればアリシンはほとんど分解されて問題ないからだ。

むしろ、よく聞くウェルシュ菌による食中毒が原因の可能性が高いと思った。
食中毒(ウェルシュ菌)とは?|知っておきたい!家庭の感染と予防|サラヤ株式会社 家庭用製品情報
カレーに起因する下痢[エッセイ]|Web医事新報日本医事新報社
知ろう!防ごう!食中毒 – 岸和田市公式ウェブサイト

カレーは傷みやすいと漠然と聞いていて知っていたつもりになっていたのだが、今回調べて詳しく知った。

・ウェルシュ菌やその他の菌は加熱すればほとんど死滅するのだが、ウェルシュ菌の芽(芽胞?)だけは熱に強いため死なずに、残ってしまう。
・カレーとかの粘度の高い料理を深さの深い鍋で調理した場合、鍋の底の酸素濃度が低くなり、ウェルシュ菌が増えやすくなる。よくかき混ぜながら調理するべき。
・温度は55度から25度くらいまでの温度でウェルシュ菌の芽(芽胞?)からウェルシュ菌が発生し、増殖しやすくなる。
・作ったあと鍋に入れたまま放置することでもウェルシュ菌が増える。すぐに鍋から出して冷やして、冷蔵庫で保存するべき。
・再加熱してウェルシュ菌が死滅したとしても菌から生成された毒素までは消えないので注意。

ということで、これからは電気圧力鍋でカレーを作るときにはもっと注意をしないといけない。
しかし、調理中にかき混ぜるというのは圧力鍋を密閉してしまう関係で不可能だ。
加熱時間についてもせっかく圧力を掛けて時短調理をしているのだから、もっと加熱時間を長くするのは本末転倒になってしまう。
気をつけて実践が可能なのは、作った後のカレーをすぐに容器を移し替えて冷まして冷蔵庫や冷凍庫で保存するということだけだ。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.

× 6 = 12