ブラウザ戦争が終了したらしい。
今日(2022年6月16日)、Internet Explorer 11が終了になった。
・Internet Explorerのサポートが本日終了。段階的に利用できなくなる模様 – GAME Watch
・とうとう「Internet Explorer 11」のサポートが(ほとんど)終了、27年の歴史に幕 – 窓の杜
ユーザーは、後継のブラウザ「Edge」に移行することになる。
Windows95の途中から標準でインターネットブラウザが入っているようになって以来、デファクトスタンダードの立ち位置になり、他の既存のインターネットブラウザ(Netscape)のシェアが激減して、一時はシェアがトップとなっていた。
2005年から2010年くらいの頃は、IEの出来が悪くてセキュリティの問題が多発したり、処理が重くて使いにくかったりして、当時台頭したFireFoxがIEのシェアを大分追い上げて、自分のこの頃にFireFoxを使うようになった。
2010年頃に、GoogleのChromeが急にシェアを伸ばして2012年頃には一気にトップを奪った。
2015年くらいには、Chromeのシェアがダントツの不動のシェア1位になり、IEはFireFoxにも抜かされてシェア3位に落ちてしまった。
2020年くらいには、IEはSafariにも抜かされている。
この時点でもうほとんどブラウザ戦争はほぼ決着が見えてきていた。
Chromeが一人勝ちしていて、他のブラウザもSafariやEdgeは中身がChromiumなので、シェアはほとんどChromeが独占して勝っている状態だ。
善戦していたFireFoxは、シェアが下がってきている。
自分は愛用していて最近まで使い続けていた。しかし、一時的な不具合だったらしいのだが、AmazonのPrimeビデオの視聴ができなくなったことがあり、それがきっかけで、自分もやっとChromeに乗り換えた。
今年に入ってからのニュースで、FireFoxのサポートを打ち切ってしまうサービスも出始めている。
・なんと「IE 11」よりも先に……PayPay銀行が「Firefox」のサポートをやめてしまう
・「NHKプラス」、「Firefox」での視聴が不可能に 5月23日から
(追記 – AppleのサイトもFireFoxで見られなくなったそうだ。 …… 今度はAppleが「Firefox」を拒絶、サポート対象外にする動きに歯止めがかからず/UA文字列を書き換えで回避はできるが……【やじうまの杜】)
もうFireFoxが逆転するようなこともないのだろう。
ブラウザ戦争はChromeの勝利で終了した。
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Chromeを使っていれば安心かというと、そうとも言い切れない。
先日、Chromeのバージョンが上がったときだったと思うのだが、漫画サイトのジャンププラスだとかマガポケだとかの漫画ビューワーでキーボードでのページ送りがバグってしまっていて何ページがページをめくるとバグってしまうというのに遭遇した。結局、しばらくして直ったようだ。
Chrome以外の選択肢としてFireFoxには生き残って欲しい。