いがまんじゅうを食べた。
西三河のひなまつりの和菓子だ。
自分は西三河の刈谷市の出身なのだけど、ひなまつりのだとは知らなかった。春先に見かけていたから春のものだと思っていた。


見かけたときに買いそびれて、あとから名古屋で売っている場所を探したのだが4月になってしまったせいか見つからない。
スーパーで和菓子のパック売りをしているのやつの中に入っているのを見かけたので購入した。


中にあんこが入った米粉(上新粉)の饅頭で、色がついた餅米がトッピングされている。
なぜ「いがまんじゅう」と呼ぶのがは諸説あるのだが、はっきりは分からないようだ。
表記として漢字で伊賀まんじゅうと書いて売っているものもあるので、伊賀という地名が関係した名前なのだろうと思う。
おそらく岡崎の伊賀町の伊賀八幡の周辺から西三河に広まったのだと思われる。
(伊賀八幡の大元は三重県の伊賀上野で、そっちでも伊賀饅頭というのが売っているという話をネットで見かけた。だが、いましがたネットでそういう店がないか探してみたものの見つけられなかった。)
(栗のイガに似ているからいがまんじゅうという名前がついたという説は、赤飯で饅頭を包んだタイプの埼玉のいがまんじゅうと話しが混じってしまったのではないだろうか。餅米のトッピングに3色の色を付けるタイプは栗に似ているように見えないからだ。)
(追記 – 滋賀県の日野にもいが饅頭があり、こちらは栗のイガが由来らしい。)
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参考
・いがまんじゅう 愛知県 – うちの郷土料理農林水産省https—www.maff.go.jp › menu › igamanju_aichi
・春限定!岡崎の「いがまんじゅう」特集!|岡崎のいがまんじゅう特集!|特集|岡崎おでかけナビ – 岡崎市観光協会公式サイト