PCエンジンのHuCardスロットを延長するのを試してみた。
最初は、HuCardの黒い樹脂の部分を削ってROM部分を露出させて、そこから配線を引き出せるのではないかと考えた。
ちょっとだけ削ってみて、あまりうまく削れないので、この方法はあきらめた。
代わりに、ストレートタイプのフレキシブル基板で、ピッチ幅がHuCardと同じのものを加工するという方法を試してみることにした。
サンハヤト シール基板 ICB-073 (Amazon)
厚さを測って、100円ショップで買った薄めの樹脂の下敷きを切って、重ねて貼り合わせて、その上にフレキシブル基板を貼った。厚さは2.2~2.3mmくらいだ。
PCエンジン実機に合うように調節する。
反対側に、1.27mmピッチのピンコネクタでHuCardを半田付けして、動かしてみる。
PCエンジンの電源を入れて、動かしてみた。
無事、起動するのが確認できた。
レトロフリークでも試してみた。
こちらも動いた。
(追記 – ストリートファイターⅡダッシュ CHAMPION EDTIONが、何度スロットに挿してもレトロフリークに取り込めなかったので、上記の延長治具に繋いで挿してみたところ取り込むことができた。)
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今回は、HuCardを取り付けているのだが、次は代わりにFlashROMを取り付けてFlashROMからソフトを起動させるのを試してみたい。
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追記
HuCardとかFlashROMとかを取り替えしやすいように、1.27mmピッチのコネクタを取り付けた。