HMD_VR_AR」カテゴリーアーカイブ

8インチタブレットで自作HMD

スマフォスロットイン系HMD Advent Calendar 2014の投稿(20日目)

最近、巷ではCardboardTaovisorDurovis Diveのようなスマートフォンを利用した簡易HMDが流行っており、自分もいくつか買って試したり、自作を試みたりした。

こういった簡易HMDを特に3D映画の鑑賞に使いたいと考えている。
しかし、どれもスマートフォンの画面を使うという制限のせいでSony HMZ-Tシリーズのような市販HMDの画質にはかなわない。

そこで、8インチタブレットを使ったHMDを作ってみることにした。
Rimg0001
続きを読む

Oculus RiftがPCに繋がっているかどうかの判定

OvrvisionのデモソフトなどがOculus Riftが繋がってない状態で起動するとクラッシュするようだ。
Oculus Riftが繋がっているかどうかちゃんと判定するのって難しくないだろうにと思う。

ということで、Oculus RiftがPCに繋がっているかどうかの判定を実際に自前でソフトを書いてみる。

Oclulus RiftはUSBのHIDデバイスとして認識されているので、特定のVID,PIDのデバイスに対してOpenしてみて、失敗したらOculus Riftが繋がっていないと判定すればいいだけなので簡単だ。
Oculus Rift DK1のVID 0x2833のPID 0x0001で、DK2のPIDは0x0021だった。
USBのHIDデバイスへのアクセスは、昔自分で書いたtiny_hid_dllというライブラリをそのまま使ったら簡単にできた。
続きを読む

3D動画キャプチャーのためのステレオカメラ

Ovrvision以外にも、webカメラタイプのものがいくつか出ている。

以前Minoru Stereo 3D webcamというのを購入していた。

2011年ごろに書いたLYNX-3Dの話の中にちょっと映っている。2011年より前に買っていたようだ。
どこかに仕舞ってあるはずなのだけど、見つからない。
USBでPCに接続するとカメラデバイスが2つ認識される。
ドライバーをインストールすると、仮想ドライバーのような仕組みでサイドバイサイドで撮影される1つのカメラデバイスとして認識されるようになるようだ。
OpenCVでこのステレオカメラを簡易操作するソースコードが作成されて公開されていたりする。
続きを読む

Ovrvision用のキャプチャーソフトを書いてみている (その3)

昨日書いたソフトのキャプチャー部分をOvrvision SDKを使って書き直してみた。

Ovrvision SDKのexampleソースコードをビルドして動かしてみたり、ソースコードの中身を眺めたりしている。wizapplyというライブラリがアプリ作りに使われているけど、OculusやOvrvisionには関係なさそうだ。SDKの使い方が逆に分かりにくい感じだった。
なんとかSDKのリファレンスと一緒に眺めて、なんとなくはSDKの使い方が理解できたようだ。
続きを読む

Ovrvision用のキャプチャーソフトを書いてみている (その2)

Ovrvision用のキャプチャーソフトを書いてみている。

OpenCVという画像処理用ライブラリを使って、2つのカメラから画像を取り込んでOculus Rift DK1用に2枚の画像をそのまま位置だけ調節して出力してみた。
解像度が粗くて自分の手を映すとドット絵のように輪郭がカクカクになってしまった。(デジカメでOculus Rift DK1の中をのぞき込んで撮影してみた。)
Rimg0004
続きを読む

Ovrvision用のキャプチャーソフトを書いてみている

Ovrvision用のキャプチャーソフトを書いてみている。

USB接続の2つのカメラデバイスとしてWindowsに認識されているので、2つのカメラからの同時キャプチャーをすればよい。

OpenCVでする場合、

  CvCapture *capture1,*capture2;
  capture1 = cvCaptureFromCAM(0); // Right camera
  capture2 = cvCaptureFromCAM(1); // Left camera
  frame1      = cvQueryFrame(capture1);
  frame2      = cvQueryFrame(capture2);

などとすればよい。
しかし、ノートPCで既に内蔵のwebカメラがある場合にカメラが3つとなり、その場合にちょっと困る。
内蔵カメラデバイスをデバイスマネージャーから無効に設定するとよいかと思ったら、動くこともあれば動かないこともあり、どうも安定しない。
続きを読む